偽アグリッパ(Pseudo-Agrippa)「ジオマンシーについて(Of Geomancy)」和訳 | Luminareo

偽アグリッパ「ジオマンシーについて」和訳

2018-06-26

偽アグリッパ(Pseudo-Agrippa)「ジオマンシーについて(Of Geomancy)」について

魔導書「オカルト哲学・第四書」の英訳書に収録されている、ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ著とされる「ジオマンシーについて(Of Geomancy)」を和訳してみた。


ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ(*1486~†1535)は、16世紀初頭のルネサンス時代にドイツで活躍した神学者というか魔術師で、「オカルト哲学」三部作を書いたことで有名な人です。
この「オカルト哲学」は1531年に出版されたオカルトや魔術の百科事典で、何がすごいって、この本に書かれたことが現代の魔術的なカバラの理論のもとになってるといっても過言じゃないというシロモノです。

で、「オカルト哲学」三部作の出版から30年近く経った1559年に、続編として「オカルト哲学・第四書」が出版されました。ただこの「オカルト哲学・第四書」、アグリッパの没後25年も経ってからの出版であるということと、三部作とは作風も内容も全然違うということで、「あんま詳しくツッコミたくないからほっとくけどたぶん赤の他人がアグリッパの名前を騙って書いたもんだと思うよ」というのが通説です。

そして、今回訳した「Of Geomancy」は、この第四書に掲載されていると説明されることが多いようです。

……ところがですね!
ネット上で補足できる「オカルト哲学・第四書」のラテン語原著これとかこれとか)には、この「Of Geomancy」に当たる部分はありません。
どうもこの「Of Geomancy」、原著は別に存在するのが英訳されて、「オカルト哲学・第四書」英訳書に同時収録されたということらしいのですねん。

んで、「オカルト哲学・第四書」英訳書のファクシミリ(複製)の解説によると、「Of Geomancy」はアグリッパが1526年に書いてフランスのメスに送ったものだと説明されてます。
だけど、瀬野は今のところ「Of Geomancy」のラテン語原著の存在を確認できておらず、この英訳の存在しか知りません。もしラテン語原著をご存知の方いらしたら情報お寄せくださいましたら幸いです!!!
え? お前にラテン語が読めるのかって? 読めるかどうかはわからんですが勉強はしてるんで興味はめっちゃある。

まあしかし、この英訳自体は、ジオマンシーの古典テキストとしてあちこちの魔術系資料サイトで取り上げられてるものなことは確かなんで、割り切って和訳いくよー!


ということで底本は1655年にロンドンで出版された、ロバート・ターナーによる英訳です。
著作権保護期間はきっと満了してると思います。してなかったらこのロバートさん一体何者なのよ。

「ジオマンシーについて」・目次

原著には中見出しはありません。
訳出と可読性の便宜から訳者が勝手に入れたものです。

ジオマンシーについて

「ジオマンシーについて」・訳文

原文は誤字などがかなりひどいですが、そのまま載せています(日本語訳では誤記と思われる記述は修正しました)。
原本の図はあちこち頭ひねりたくなる点が多くて見てると混乱するので、ここではクリーンアップした図を載せています。

また、原文には相当に露骨な差別的表現がぼちぼち見られます。
訳出にあたってはできるだけ現在の表現に沿うように努力しましたが、努力が実ってなかったらすみません。


Henry Cornelius Agrippa,

Of Geomancy.

ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ

ジオマンシーについて

Geomancy is an Art of Divination, wherby the judgement may be rendred by lot, or destiny, to every question of every thing whatsoever, but the Art hereof consisteth especially in certain points where of certain figures are deducted according to the reason or rule of equality of inequality, likenesse or unlikenesse; which Figures are also reduced to the Coelestiall Figures, assuming their natures and proprieties, according to the course and forms of the Signes and Planets; notwithstanding this in the first place we are to consider, that whereas this kinde of Art can declare or shew forth nothing of verity, unless it shall be radicall in some sublime verture, and this the Authours of this Science have demonstrated to be two-fold: the one whereof consists in Religion and Ceremonies; and therefore they will have the Projectings of the points of this Art to bee made with signes in the Earth, wherefore this Art is appropriated to this Element of Earth, even as Pyromancy to the fire, and Hydromancy to the Element of Water: Then whereas they judged the hand of the Projector or Worker to be most powerfully moved, and directed to the terrestriall spirits; and therefore they first used certaine holy incantations and deprecations, with other rites and observations, provoking and alluring spirits of this nature hereunto.

ジオマンシーとは、ありとあらゆる運命や宿命、全てのことに関する全ての質問を判断できる占術である。
ジオマンシーでは、偶数か奇数か、一致か不一致かの理論と規則によって単純化されたシンボルである「点」によって占う。
また、このシンボルは天宮図に落とし込まれ、各天体やその性質としてみなされ、黄道十二宮や惑星の運行と様子に照らし合わされる。
だがしかしまず最初に、この類の占術は崇高な美徳が根底になければ、何一つ真理を明らかに示すことはできないということを覚えておいてほしい。

そして、かつての著者たちはジオマンシーを二つの側面から説明している。
一つの面は宗教的あるいは儀式的な面である。
火占術が火の、水占術が水のエレメントによるように、ジオマンシーでは点を打って大地に印を刻むことで地のエレメントによって術が行われる。
そうして大地の精霊に向けられ、強い力で動かされた占者の手を読み解く。
そのため最初に他の儀式や占いで使うのと同じような聖なる呪文と魔除けの祈りを唱え、神秘の精霊とこの大自然とを呼び起こすのである。

Another power there is that doth direct and rule this Lot or Fortune, which is in the very soule it selfe of the Projector, when he is carried to this work with some great egresse of his owne desire, for this Art hath a natural obedience to the soule it selfe, and of necessity hath efficacy and is moved to that which the soule it self desires, and this way is by far more true and pure; neither matters it where or how these points are projected; therefore this Art hath the same Radix with the Art of Astrologicall Questions: which also can no otherwise bee verified, unlesse with a constant and excessive affection of the Querent himselfe: Now then that wee may proceed to the Praxis of this Art; first it is to be knowne, that all Figures upon which this whole Art is founded are onely sixteen, as in this following Table you shall see noted, with their names.

もう一つの面は、占者自身の魂の内にある運命や幸運に直接働きかけて支配するという面である。
自我の欲望から大きく離れてこの術を行えば、ジオマンシーは己の魂に自然と従うので、必然的に効果のあるものとなり、魂の望むところへと導かれる。
この方法ははるかに真実で純粋である。

どこでどのように点を打っても全く構わない。
だからジオマンシーは占星術(訳注:ホラリー占星術)の質問と根本は同じである。
これもまた質問者自身に変わらぬ強い情熱がなければ有効なものになりえない。

それではジオマンシーの実践に進もう。
最初に覚えることは、ジオマンシーで使われる全部でわずか16個のシンボルである。
次の表に名前と共に掲載する。

Of Geomancy Fig.1

(訳注:図1の原本はこちら

占星術との照応

Now we proceed to declare with what Planets these Figures are distributed; for hereupon all the propriety and nature of Figures and the judgement of the whole Art dependeth: Therefore the greater and lesser Fortune are ascribed to the Sun; but the first or greater Fortune is when the Sun is diurnall, and posited in his dignities; the other, or lesser Fortune is when the Sun is nocturnall, or placed in lesse dignities: Via, and Populus (that is, the Way, and People) are referred to the Moone; the first from her beginning and encreasing, the second from her full light and quarter decreasing; Acquisitio, and Laetitia (which is Gaine, Profit; Joy and Gladness) are of Jupiter: But the first hath Jupiter the greater Fortune, the second the lesse, but without detriment: Puella, and Amissio are of Venus; the first fortunate, the other (as it were) retrograde, or combust: Conjunctio and Albus are both Figures of Mercury, and are both good; but the first the more Fortunate: Puer and Rubeus are Figures ascribed to Mars; the first whereof hath Mars benevolent, the second malevolent: Carcer, and Tristitia are both Figures of Saturn, and both evill; but the first of the greater detriment: the Dragons head, and Dragons tayle doe follow their owne natures.

さて、これらのシンボルがどの惑星に割り当てられているかを説明する。
占断はここにあげたシンボルの全ての性質と天体によって左右される。

  • フォーチュナ・メジャーとフォーチュナ・マイナーは太陽に関連づけられる。
    前者のフォーチュナ・メジャーは日中の太陽で、品位が良い。
    後者のフォーチュナ・マイナーは夜の太陽で、品位としては弱い。
  • ヴィア(道)とポプラス(人々)は月に関連する。
    前者(ヴィア)は新月から満ちていく時期、後者(ポプラス)は満月から欠けていく時期に当たる。
  • アクウィシショ(獲得、利益)とラエティーシャ(喜び、嬉しさ)は木星である。
    前者(アクウィシショ)は大きな幸運を象徴する木星である。
    後者(ラエティーシャ)は品位が悪くはないもののそこまでの幸運ではない。
  • プエラとアミッショは金星である。
    前者(プエラ)は幸運を意味し、後者(アミッショ)はいわば逆行の金星で、逆上を意味している。
  • コンジャンクショとアルブスはどちらも水星であり、両方とも吉である。
    しかし前者(コンジャンクショ)の方がより幸運である。
  • プエルとルベウスは火星に関連づけられる。
    前者(プエル)は情深い火星だが、後者(ルベウス)は害悪を及ぼす。
  • カルサーとトリスティシャはどちらも土星のシンボルで、どちらも凶兆である。
    前者(カルサー)はデトリメントの(訳注:特に品位の悪い・悪い面が表れた)土星である。
  • カプト・ドラコニスとカウダ・ドラコニスはそれぞれの性質に従う。
And these are the infallible comparisons of the Figures, and from these wee may easily discerne the equality of their signes; therefore the greater and lesser Fortunes have the signes of Leo, which is the House of the Sun: Via and Populus have the signe of Cancer, which is the House of the Moone: Acquisitio hath for his signe Pisces; and Laetitia Sagitary, which are both the Houses of Jupiter: Puella hath the signe of Taurus, and Amissio of Libra, which are the Houses of Venus: Conjunctio hath for its signe Virgo, and Albus the signe Gemini, the Houses of Mercury: Puella and Rubeus have for their signe Scorpio, the House of Mars: Carcer hath the signe Capricorne, and Tristitia Aquary, the Houses of Saturne: The Dragons head and taile are thus divided, the head to Capricorne, and the Dragons taile adhereth to Scorpio; and from hence you may easily obtaine the triplicities of these signs after the manner of the triplicities of the signes of the Zodiak: Puer therefore, both Fortunes, and Laetitia do govern the fiery triplicity; Puella, Conjunctio, Carcer, and the Dragons head the earthly triplicity: Albus, Amitia, and Tristitia, doe make the Airy triplicity: and Via, Populus, and Rubeus, with the Dragons taile, and Acquisitio do rule the watry triplicity, and this order is taken according to the course of manner of the signes.

これらは完全無欠なシンボルの対応であり、これによって等価な黄道十二宮のサインが簡単に導き出される。
つまり、

  • フォーチュナ・メジャーとフォーチュナ・マイナーには太陽が支配星である獅子宮が対応する。
  • ヴィアとポプラスには月が支配星である巨蟹宮が対応する。
  • アクウィシショは双魚宮に、ラエティーシャは人馬宮に対応し、どちらも支配星は木星である。
  • プエラは金牛宮に、アミッショは天秤宮に対応する。これらの支配星は金星である。
  • コンジャンクショは処女宮、アルブスは双児宮に対応し、これらは水星が支配星である。
  • プエルとルベウスは天蝎宮に当たり、支配星は火星である。
    (訳注:原文ではプエラとなっているが誤りである。なお後述のトリプリシティよりプエルは白羊宮に対応すると思われる)
  • カルサーには磨羯宮が、トリスティシャには宝瓶宮が当てられる。どちらも土星が支配星である。
  • カプト・ドラコニスとカウダ・ドラコニスは次のように分けられ、カプト・ドラコニスは磨羯宮に、カウダ・ドラコニスは天蝎宮に対応する。

そしてこれらから、黄道十二宮のトリプリシティ(訳注:地水火風の4区分)と同様にして、トリプリシティが決まる。
つまり

  • プエル、フォーチュナ・メジャー、フォーチュナ・マイナー、ラエティーシャは火のトリプリシティ(訳注:白羊宮、獅子宮、人馬宮)を司る。
  • プエラ、コンジャンクショ、カルサー、カプト・ドラコニスは地のトリプリシティ(訳注:金牛宮、処女宮、磨羯宮)を司る。
  • アルブス、アミッショ、トリスティシャは風のトリプリシティ(訳注:双児宮、天秤宮、宝瓶宮)を司る。
  • そしてヴィア、ポプラス、ルベウス、カウダ・ドラコニス、アクウィシショは水のトリプリシティ(訳注:巨蟹宮、天蝎宮、双魚宮)を司る。

この順番は黄道十二宮のサインの順序による方法である。

But if any one will constitute these triplicities according to the nature of the Planets, and Figures themselves, let him observe this Rule, that Fortuna major, Rubeus, Puer, and Amissio doe make the fiery triplicity: Fortune minor, Puella, Laetitia and Conjunctio triplicity of the Ayre: Acquisitio, the Dragons taile, Via, and Populus doe governe the watry triplicity; and the earthly triplicity is ruled by Carcer, Tristitia, Albus, and the Dragons head. And this way is rather to be observed then the first which we have set forth; because it is constituted according to the Rule and manner of the signes.

もし惑星の性質とシンボルそのものに基づいてトリプリシティを決めるなら、

  • 火のトリプリシティ …… フォーチュナ・メジャー、ルベウス、プエル、アミッショ
  • 風のトリプリシティ …… フォーチュナ・マイナー、プエラ、ラエティーシャ、コンジャンクショ
  • 水のトリプリシティ …… アクウィシショ、カウダ・ドラコニス、ヴィア、ポプラス
  • 地のトリプリシティ …… カルサー、トリスティシャ、アルブス、カプト・ドラコニス

となる。
この方法はむしろ先にあげた決め方よりも守られるべきである。
黄道十二宮のサインの規則と方法に従ったものだからである。

This order is also far more true and rationall then that which vulgarly is used, which is described after this manner: of the Fiery triplicity are, Cauda, Fortuna minor, Amissio, and Rubeus: of the Airy triplicity are, Acquisitio, Laetitia, Puer, and Conjunctio: of the watry triplicity are, Populus, Via, Albus, and Puella: And Caput, Fortuna major, Carcer, and Tristitia are of the earthly triplicity.

上記の対応は、次に示す世間一般で用いられているものよりも、より真実で合理的なものである。

  • 火のトリプリシティ …… カウダ・ドラコニス、フォーチュナ・マイナー、アミッショ、ルベウス
  • 風のトリプリシティ …… アクウィシショ、ラエティーシャ、プエル、コンジャンクショ
  • 水のトリプリシティ …… ポプラス、ヴィア、アルブス、プエラ
  • 地のトリプリシティ …… カプト・ドラコニス、フォーチュナ・メジャー、カルサー、トリスティシャ
They doe likewise distribute these Figures to the twelve signes of the Zodiak, after this manner, Acquisitio is given to Aries; Fortuna, both major and minor to Taurus; Laetitia to the signe Gemini; Puella and Rubeus to Cancer; Albus is assigned to Leo, Via to Virgo; the Dragons head, and Conjunctio to Libra; Puer is submitted to Scorpio; Tristitia and Amissio are assigned to Sagitary; the Dragons taile to Capricorne; Populus to Aquarius; and Carcer is assigned the signe Pisces.

世間ではシンボルは、黄道十二宮のサインに次のように割り当てられている。

  • 白羊宮 …… アクウィシショ
  • 金牛宮 …… フォーチュナ・メジャー、フォーチュナ・マイナー
  • 双児宮 …… ラエティーシャ
  • 巨蟹宮 …… プエラ、ルベウス
  • 獅子宮 …… アルブス
  • 処女宮 …… ヴィア
  • 天秤宮 …… カプト・ドラコニス、コンジャンクショ
  • 天蠍宮 …… プエル
  • 人馬宮 …… トリスティシャ、アミッショ
  • 磨羯宮 …… カウダ・ドラコニス
  • 宝瓶宮 …… ポプラス
  • 双魚宮 …… カルサー

チャートの作成方法

And now we come to speake of the manner of projecting or setting downe these Figures, which is thus; that we set downe the points according to their course in four lines, from the right hand towards the left, and this in foure courses: There will therefore result unto us foure Figures made in foure severall lines, according to the even or uneven marking, every severall line; which foure Figures are wont to be called Matres: which doe bring forth the rest, filling up and compleating the whole Figure of Judgement, an example whereof you may see heer following.

それでは次に、卜占でシンボルを得る方法について説明する。

右から左へと点を打って、点の列を4つ作る。これを4回繰り返す。
各列の点が偶数個か奇数個かを調べる。
4つの列で1つのシンボルとして、シンボルが4つできる。
こうして得られた4つのシンボルは「母」と呼ばれる。

それから残りのシンボルを埋めて、占断全体の図を完成させる。
例を以下に挙げる。

Of Geomancy Fig.2

(訳注:図2の原本はこちら
4の母のヴィアの最後の列が空欄なのは、原著ママ)

Of these foure Matres are also produced foure other secondary Figures, which they call Filia, or Succedents, which are gathered together after this manner; that is to say, by making the foure Matres according to their order, placing them by course one after another * *, then that which shall result out of every line, maketh the Figure of Filia, the order whereof is by discending from the superior points through both mediums to the lowest: as in this example.

4つの母から、「娘」または「サクシーデント」と呼ばれる別の4つの派生シンボルが、次にあげる方法で得られる。
つまり、4つの母を順番に並べ、それぞれの母から段を次々に取り出して配置する。
段ごとに一番上、間の2つ、一番下という順番で並べた結果が「娘」のシンボルとなる。
以下の例の通りである。

Of Geomancy Fig.3

(訳注:図3の原本はこちら

And these 8 Figures do make 8 Houses of Heaven, after this manner, by placing the Figures from the left hand towards the right: as the foure Matres do make the foure first Houses, so the foure Filia doe make the foure following Houses, which are the fift, sixt, seaventh, and eighth: and the rest of the Houses are found after this manner; that is to say, out of the first and second is derived the ninth; out of the third and fourth the tenth; out of the fifth and sixth the eleventh; and out of the seventh and eighth the twelfth: By the combination or joyning together of two Figures according to the rule of the even or uneven number in the remaining points of each Figure. After the same manner there are produced out of the last foure Figures; that is to say, of the ninth, tenth, eleventh, and twelfth, two Figures which they call Coadjutrices, or Testes; out of which two is also one constituted, which is called the Iudex of the whole Figure, or thing Quesited: as appeareth in this example following.

そしてこれらの8つのシンボルは、以下のように左から右に並べることで、天宮図の8つのハウスとなる。
4つの母が最初の4つのハウスとなり、4つの娘が次の4つのハウス、つまり5ハウス、6ハウス、7ハウス、8ハウスとなる。

残りのハウスは次のようにして得られる。
1ハウスと2ハウスから9ハウスが導き出される。
3ハウスと4ハウスからは10ハウスが、5ハウスと6ハウスからは11ハウスが、7ハウスと8ハウスからは12ハウスが導き出される。
各シンボルの残った点で、偶数か奇数かの規則によって、2つのシンボルを結合するか足し合わせて導き出す。

そして最後の4つのシンボル、つまり9ハウス・10ハウス・11ハウス・12ハウスから、同じ方法により「助手」あるいは「証人」と呼ばれる2つのシンボルが得られる。

この2つからまたさらにシンボルが1つ得られる。
これは全シンボルの「裁判官」または「質問内容(quesited)」と呼ばれる。
この例では次のようになる。

Of Geomancy Fig.4

(訳注:図4の原本はこちら
原本では1の娘の一番上が欠けており、3の姪が誤っている)

And this which we have declared in the common manner observed by Geomancers, which we do not altogether reject neither extoll; therefore this is also to be considered in our judgements: Now therefore I shall give unto you the true Figure of Geomancy, according to the right constitution of Astrologicall reason, which is thus.

以上の我々が述べてきたことは土占術師たちが守ってきた一般的な方法で、我々はこれを拒絶したり賞賛したりは一切しない。
だから我々もまた自分の判断で考察すべきである。
さて、そこで私はあなた方に、占星術理論の正当な体系に基づいた真のジオマンシーの図を教えよう。

As the former Matres does make the foure Angles of an House, the first maketh the first Angle, the second the second Angle, the third maketh the third Angles, and the fourth the fourth Angle; so the four Filiae arising from the Matres, doe constitute the foure succedent Houses; the first maketh the second House, the second the eleventh, the third the eighth, and the fourth maketh the first House: the rest of the Houses, which are Cadents are to be calculated according to the Rule of their triplicity; that is to say, by making the ninth out of the fourth and fifth, and the sixth our of the tenth and second, of the seventh, and eleventh the third, and of the fourth and eighth the twelfth.

先の母は4つのアンギュラーハウス(訳注:1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウス)となる。
1の母は第1アングル(訳注:Asc・1ハウス)、2の母は第2アングル(訳注:MC・10ハウス)、3の母は第3アングル(訳注:Des・7ハウス)、そして4の母は第4アングル(訳注:IC・4ハウス)となる。

そして母から得られた4つの娘は4つのサクシーデントハウス(訳注:2ハウス、5ハウス、8ハウス、11ハウス)となる。
1の娘は2ハウス、2の娘は11ハウス、3の娘は8ハウス、4の娘は5ハウスである。

残りはカデントハウス(訳注:3ハウス、6ハウス、9ハウス、12ハウス)だが、これはトリプリシティの規則によって計算される。
つまり、1ハウスと5ハウスから9ハウスが作られる。
10ハウスと2ハウスから6ハウスが、7ハウスと11ハウスから3ハウスが、4ハウスと8ハウスから12ハウスが作られる。

And now you have the whole Figure of true judgement constituted according the true and efficatious reasons, whereby I shal shew you how you shall compleat it: the Figure which shall bee in the first House shall give you the signe ascending, which the first Figure sheweth; which being done, you shall attribute their signes to the rest of their Houses, according to the order of the signes; then in every House you shall note the Planets according to the nature of the Figure & then from all these you shall build your judgement according to the signification of the Planets in the signes and Houses wherein they shall be found, and according to their aspects among themselves, and to the place of the querent and thing quesited; and you shall judge according to the natures of the signes ascending in their Houses, and according to the natures and proprieties of the Figures which they have placed in the severall Houses, and according to the commisture of other Figures aspecting them: The Iudex of the Figure which the Geomancers for the most part have made, how it is found in the former Figure.

これで真正で有効な理論に基づいた真の占断図が得られた。それではこれを完成させていこう。

1ハウスに割り当てられた最初のシンボルによって上昇宮(訳注:アセンダントのサイン)が決まる。
そうしたら残りのハウスのサインを黄道十二宮の順番に従って割り当てる。
それから、ハウスごとに割り当てたシンボルに従って天体を読む。
そして、それぞれのサインとハウスでその天体が象徴することや、それらの取るアスペクト、質問者(querent)と質問内容(quesited)の場所といった全てのことから占断を組み立てる。
占断はハウスでの上昇宮の性質や、各ハウスに置かれたシンボルの天体とその性質、そしてアスペクトを取るシンボル同士の関係によって行われる。

ほとんどの土占術師たちは、先に示した方法によって裁判官のシンボルを算出してきた。

But here we shal give you the secret of the whole Art, to find out the Iudex in the subsequent Figure, which is thus: that you number all the points which are contained in the lines of the projections, and this you shall divide by twelve: and that which remaineth project from the Ascendent by the several Houses, and upon which House there falleth a final unity, that Figure giveth you a competent Judgement of the thing quesited; and this together with the significations of the Judgements aforesaid. But if on either part they shall be equal, or ambiguous, then the Iudex alone shall certified you of the thing quesited. The Example of this Figure is here placed.

しかしここでは私はジオマンシーの奥義として、次の図より裁判官のシンボルを得る方法を教えよう。

シンボルを出す際に打った点の数を全て数え、それを12で割る。
その余りの数だけ上昇宮からハウスの順に数えていって、止まったハウスにあるシンボルが最終的な統合シンボルとなる。
そのハウスのシンボルが質問内容について、前記の占断で表されたことと一緒に、有効な占断を与える。
しかしそのどちらもが同じか、または要領を得ていないならば、裁判官だけが質問内容の答えとなる。

例をここに挙げる。

Of Geomancy Fig.5

(訳注:図5の原本はこちら
図の中央に「余りは6」とあるが、図2では点の数は168個で、どうやりくりしても誤りです本当にありがとうごz

各ハウスの意味

It remaineth now, that we declare, of what thing and to what House a Question doth appertain. Then, what every Figure doth shew or signifie concerning all Questions in every House.

さて、これで我々が明らかにすべきこととして残っているのは、どの質問がどのハウスに属するかということである。
そこで、それぞれのシンボルが各ハウスでどんな質問に関わるかを提示して説明する。

First therefore we shall handle the significations of the Houses; which are these.

まずハウスの意味することを以下で説明する。

The first House sheweth the person of the Querent, as often as a question shall be proposed concerning himself of his own matters, or any thing appertaining to him. And this House declareth the Judgement of the life, form, state, condition, habit, disposition, form and figure, and of the colour of men.

1ハウスは質問者の人物を表す。しばしば質問者自身に関連する質問や質問者自身の問題、質問者に関わることも提示される。このハウスでは人生、体裁、地位、境遇、習慣、気質、姿形、そして主義についての占断が表れる。

The second House containeth the Judgement of substance, riches, poverty, gain and loss, good fortune and evil fortune: and of accidents in substance, as theft, loss or negligence.

2ハウスには財産、富、貧困、獲得と損失、幸運と災難、窃盗、損失、過失といった財産の事故についての占断が表れる。

The third House signifieth brethren, sisters, and Collaterals in blood: It judgeth of small journeys, and fidelities of men.

3ハウスは兄弟姉妹といった傍系の親族に関することを表す。ここでは小旅行や人物の忠実さを占断する。

The fourth House signifies fathers and grandfathers, patrimony and inheritance, possessions, buildings, fields, treasure, and things hidden: It giveth also the description of those who want any thing by theft, losing, or negligence.

4ハウスは父親と祖父、世襲財産や相続遺産、所有地、建物、農地、宝物、隠されたものを表す。ここではまた窃盗行為や損失、過失によって何かを手に入れようとする人物の描写もなされる。

The fifth House giveth judgement of Legats, Messengers, Rumours, News; of Honour, and of accidents after death: and of Questions that may be propounded concerning women with childe, or creatures pregnant.

5ハウスでは遺言人、伝令、噂、知らせ、死後の名誉や事故についての占断が表れる。また妊娠中の女性や妊娠している動物についての質問が表れることもある。

The sixth House giveth Judgement of infirmities, and medicines; of familiars and servants; of cattel and domestick animals.

6ハウスは家族や使用人や畜牛、ペットなどの疾患と、薬に関する占断が表れる。

The seventh House signifies wedlock, whoredom, and fornication; rendreth Judgement of friends, strifes, and controversies; and of matters acted before Judges.

7ハウスは結婚生活、売買春、婚外交渉を意味する。友人、諍い、論争に関することや、占う前に起こした行動についての占断が表れる。

The eighth hath signification of death, and of those things which come by death of Legats, and hereditaments; of the dowry or portion of a wife.

8ハウスは死、遺言人の死によって手に入るものや相続財産、また妻の持参金や財産のことを表す。

The ninth House sheweth journeys, faith, and constancie; dreams, divine sciences, and Religion.

9ハウスは旅、信仰、貞節についてや、夢、神学、そして信仰について表す。

The tenth House hath signification of Honours, and of Magisterial Offices.

10ハウスは栄光や、権力のある役職を表す。

The eleventh House signifies friends, and the substance of Princes.

11ハウスは友人や、主君の人物像を表す。

The twelfth House signifies enemies, servants, imprisonment, and misfortune, and whatsoever evil can happen besides death and sickness, the Judgements whereof are to be required in the sixth House, and in the eighth.

12ハウスは敵、使用人、投獄、不運、そして死や病気以外で起こりうる全ての悪い出来事を表す。それがどのようなことかを判断するには6ハウスと8ハウスを見る必要がある。

It rests now, that we shew you what every Figure before spoken of signifieth in these places; which we shall now unfold.

残りの解説は、各シンボルがこれらのハウスで何を表すかということである。それを次から展開する。

フォーチュナ・メジャー — 大吉

Fortuna major being found in the first House, giveth long life, and fleeth from the molestation of Diseases: it demonstrateth a man to be noble, magnanimous, of good manners, mean of stature, complexion ruddy, hair curling, and his superiour members greater then his inferiour.

1ハウスにフォーチュナ・メジャーがあると、長寿で、病気に悩むことはない。高貴で、寛大で、礼儀正しく、中肉中背で血色の良い、縮毛の人物を表す。その人物の長所は短所よりもはるかに多い。

In the second House, he signifies manifest riches and manifest gain, good fortune, and the gaining of any thing lost or mis-laid; the taking of a thief, and recovery of things stollen.

2ハウスにあると、明確な富と誰の目にも明らかな発展、幸運と、失われたり取り違えられたものは取り返されることを意味する。泥棒は捕まり、盗まれた物は戻ってくる。

In the third House, he signifies brethren and kinsmen, Nobles, and the persons of good conversation; journeys to be prosperous and gainful with honour: it demonstrateth men to be faithful, and their friendship to be unfeigned.

3ハウスにあると、兄弟や親族、立派な人物、そして善良な交わりの人物を意味する。旅は幸先が良く名誉を得られる。誠実で偽りのない友情を持つ人物を示す。

In the fourth House, he represents a father to be noble, and of good reputation, and known to many people: He enlargeth possessions in Cities, increaseth Patrimonies, and discovereth hidden treasures. In this place he likewise signifies theft, and recovers everything lost.

4ハウスにあると、立派な父親や、声望があり多くの人々に知られた人物を表す。都市で所有地を広げ、世襲財産を増やし、隠れた宝物を見つけ出す。このハウスでも同様に窃盗行為と、失われたものの回復を意味する。

In the fifth House, he giveth joy by children, and causeth them to attain to great Honours: Embassages he rendereth prosperous; but they are purchased with pains, and prayers: He noteth rumours to be true: he bestoweth publike Honours, and causeth a man to be very famous after death: foresheweth a woman with childe to bring forth a man-childe.

5ハウスにあると、子供たちによって喜びが得られる。子供達は大きな名誉が授けられる。前途有望な大使の任務に就くが、それは苦痛と嘆願によって得られたものである。噂は真実である。公の名誉を受け、死後にとても有名になる。妊婦は男子を産む。

In the sixth House, he freeth from diseases; sheweth those that have infirmities shall in a short time recover; signifieth a Physitian to be faithful and honest to administer good Physick, of which there ought to be had no suspicion; houshold-servants and ministers to be faithful: and of animals, he chiefly signifies Horses.

6ハウスにあると、病気から解放される。疾患は短期間で回復する。医師は誠実かつ実直で、良い薬を処方することは疑いない。使用人や聖職者たちは誠実である。動物の場合は主に馬を意味する。

In the seventh House, he giveth a wife rich, honest, and of good manners; loving and pleasant: he overcometh strifes and contentions. But if the Question be concerning them, he signifieth the adversaries to be very potent, and great favourites.

7ハウスでは、裕福で、実直かつ礼儀正しい妻や、愛らしく魅力的な妻を意味する。係争や論争に打ち勝つ。しかし係争に関する質問であれば、敵対者がとても強力で非常に人気があることを意味する。

In the eighth House, if a Question be proposed of the death of any one, it signifies he shall live: the kinde of death he sheweth to be good and natural; an honest burial, and honourable Funerals: He foresheweth a wife to have a rich dowry, legacies and inheritance.

8ハウスにあると、質問が誰かの生死に関することであれば、その人物は生存していることを意味する。安らかで自然な死に方や、誠意のある埋葬、立派な葬儀を意味する。多額の持参金や個人遺産、相続遺産を持つ妻を暗示する。

In the ninth House, he signifies journeys to be prosperous; and by land on horseback, rather than on foot, to be long, and not soon accomplished: He sheweth the return of those that are absent; signified men to be of good faith, and constant in their intentions; and religious; and that never change or alter their faith; Dreams he presageth to be true; signifieth true and perfect Sciences.

9ハウスにあると、幸先の良い旅を意味する。徒歩というよりも馬で行く、長い期間かかる旅で、すぐに終わるものではない。不在の人物は戻ってくる。誠実で心変わりをしない、信心深い、決して信念を変えたり改めたりしない人物を表す。予知夢は真実である。真実で完璧な科学を表す。

In the tenth House, he foresheweth great Honours, bestoweth publike Offices, Magistracie, and Judgements; and honours in the Courts of Princes: signifieth Judges to be just, and not corrupted with gifts: bringeth a Cause to be easily and soon expedited: sheweth Victory to be certain: signifieth a mother to be noble, and of long life.

10ハウスでは、大きな名誉を暗示し、公の役職、地位、判決を授かる。主君の宮廷で栄誉が与えられる。裁判は公平で、収賄で腐敗していないことを意味する。結果は容易かつ迅速に出る。確実な勝利を表す。立派で長寿な母親を意味する。

In the eleventh house, he signifies true friends, and profitable; a Prince rich and liberal; maketh a man fortunate, and beloved of his Prince.

11ハウスでは、誠実で有益な友人や、裕福で革新的な主君を意味する。幸運がもたらされ、主君から愛される。

In the twelfth House, if a Question be proposed of the quality of enemies, it demonstrateth them to be potent and noble, and hardly to be resisted: But if a Question shall be concerning any other condition or respect to the enemies, he will deliver from their treacheries. It signifieth faithful servants; reduceth fugitives; hath signification of animals, as horses, lions, and bulls; freeth from imprisonments; and eminent dangers he either mitigateth or taketh away.

12ハウスでは、敵の優劣を問う質問であれば、相手が力を持った貴族であり抵抗は難しいことを示唆する。しかしその他敵の境遇や詳細に関する質問なら、彼らの悪意から逃れられることを示す。忠実な使用人を意味する。逃げ出すものは少ない。動物であれば馬、ライオン、雄牛などを意味する。投獄されていた囚人は釈放される。目立った危険は取り除かれるか緩和される。

フォーチュナ・マイナー — 小吉

Fortuna minor in the first house, giveth long life, but incumbred with divers molestations and sicknesses: it signifieth a person of short stature, a lean body, having a mold or mark in his forehead or right eye.

1ハウスにあるフォーチュナ・マイナーは、寿命は長いが、さまざまな妨害や病気に苦しむことを示す。身長が低く、身体は痩せていて、額か右目にいぼやシミがある人物を意味する。

In the second House, he signifies substance, and that to be consumed with too much prodigality: hideth a thief; and a thing stoln is scarcely to be recovered, but with great labour.

2ハウスにあると、財産はあるが、それは度を超えた浪費で使い果たされることを意味する。泥棒が隠れており、盗まれた物は多大な労力を払ってもほとんど戻ってこない。

In the third House, he causeth discord amongst brethren and kinsfolks; threatneth danger to be in a journey, but escapeth it: rendreth men to be of good faith, but of close and hidden mindes.

3ハウスにあると、兄弟や親族の間で不和が起こることを意味する。旅行で危険に脅かされるが、逃れられる。誠意を持ってはいるが本心は閉ざして隠している人々を表す。

In the fourth House, he prejudiceth Patrimonies and Inheritances; concealeth treasures; and things lost cannot be regained, but with great difficulty: He signifieth a father to be honest, but a spender of his estate through prodigality, leaving small portions to his children.

4ハウスにあると、世襲財産や相続遺産の権利が害される。宝物は隠される。失われたものは取り返すことができず大きな困難が伴う。実直な父親を意味するが、放蕩で不動産を浪費するので、子供たちにはわずかな財産しか残さない。

Fortuna minor in the fifth House giveth few children; a woman with childe he signifies shall have a woman-childe; signifies Embassages to be honourable, but little profitable; raiseth to mean honours; giveth a good fame after death, but not much divulged; nor of lasting memory.

5ハウスにフォーチュナ・マイナーがあると、子供はあまり授からない。妊婦は女子を生む。名誉ある大使の任務だが利益はほとんどないことを意味する。卑しい地位に就く。死後に名声をあげるが、有名にはなれないか、永続的には記憶されない。

In the sixth House, he signifies diseases, both Sanguine and Cholerick; sheweth the sick person to be in great danger, but shall recover: signifies faithful servants, but slothful and unprofitable: And the same of other animals.

6ハウスにあると、多血質と胆汁質の両方の病気を示す。大きな危険にさらされた病人を示すが、彼は回復する。忠実な使用人を意味するが、怠惰で無能である。動物も同様である。

In the seventh House, he giveth a wife of a good progenie descended; but you shall be incumbred with many troubles with her: causeth love to be anxious & unconstant: prolongeth contentions, and maketh ones adversary to circumvent him with many cavillations; but in process of time he giveth victory.

7ハウスにあると、良い血筋の妻を意味する。だが彼女とはいくつもの困難に悩まされる。愛情は不安定でうつろいやすい。論争は長引き、敵対者からは揚げ足取りを散々されて出し抜かれるが、時間がたてば勝利を得られる。

In the eighth House, he sheweth the kind of death to be good and honest; but obscure, or in a strange place, or pilgrimage: discovereth Legacies and Possessions; but to be obtained with suit and difficulty: denoteth Funerals and Buryings to be obscure; the portion of a wife to be hardly gotten, but easily spent.

8ハウスにあると、まともな良い死に方ではあるが、場所が不明か、見知らぬ場所、または巡礼地で亡くなることを示す。個人遺産と所有地が明らかになる。しかし訴訟と困難を経ないと獲得できない。葬儀や埋葬の詳細が分からないことを示す。妻からの財産はほとんど得られないか、すぐ消費される。

In the ninth House, he maketh journeys to be dangerous; and a party absent slowly to return: causeth men to be occupied in offices of Religion: sheweth Sciences to be unaccomplished; but keepeth constancy in faith and Religion.

9ハウスにあると、危険な旅を意味する。そして不在の人物は戻ってくるまでに時間がかかる。宗教に関わる職務に就く。学問は修了できないが、たゆまぬ信念と信仰を持ち続ける。

In the tenth House, he signifieth Kings and Princes to be potent; but to gain their power with war and violence: banished men he sheweth shall soon return: it likewise discovereth Honors, great Offices and benefits; but for which you shall continually labour and strive, and wherein you shall have no stable continuance: A Judge shall not favour you: Suits and contentions he prolongeth: A father and mother he sheweth shall soon die, and always to be affected with many diseases.

10ハウスにあると、王や主君が有力であることを意味する。しかしその権力は戦争と暴力によって得たものである。追放された人々はすぐに復帰し、名誉や有力な役職、利益も同様に回復できるが、そのためには絶えず苦労と諍いをせねばならず、戦い続けることは難しい。裁判は味方にならない。訴訟と論争は長引く。両親は間もなく死ぬか、絶えずいくつもの病に悩まされることを示す。

In the eleventh House, he maketh many friends; but such as are poor and unprofitable, and not able to relieve thy necessities: it ingratiates you with Princes, and giveth great hopes, but small gains; neither long to continue in any benefice or offices bestowed by a Prince.

11ハウスにあると、たくさんの友人ができるが、彼らは貧しく無益で、要求は満たされないことを示す。主君に気に入られ、大きな期待を持つが、得られるものは少ない。主君に与えられた利益や職務は長くは続かない。

In the twelfth House, he sheweth enemies to be crafty, subtil, and fraudulent, and studying to circumvent you with many secret factions: signifies one in prison to be long detained, but at length to be delivered: Animals he sheweth to be unfruitful, and servants unprofitable; and the changes of fortune to be frequent, from good to evil, and from bad to good.

12ハウスにあると、敵が狡猾で隠れていて詐欺的であり、秘密裏に派閥を作って出し抜こうと尽力していることを示す。長いこと獄中にいた人物はついに助け出される。動物は子供を産まず、使用人は無能である。運命は幸から不幸へ、不幸から幸へと頻繁に変化する。

ヴィア — 道

Via in the first House, bestoweth a long and prosperous life; giveth signification of a stranger; lean of body, and tall of stature; fair of complexion, having a small beard: a person liberal and pleasant; but slowe, and little addicted to labour.

1ハウスのヴィアは、長くて前途有望な人生を表す。外国人を意味する。やせ型の体で、背が高い人物。顔色が良く顎髭は少ない。革新的で楽しい人物。しかし鈍くて労働に熱心ではない。

In the second, he increaseth substance and riches; recovereth any thing that is stolen or lost; but signifies the thief to be departed without the City.

2ハウスにあると、財産と富が増えることを示す。盗難されたり紛失したものは取り戻される。しかし犯人は街の外へ出て行ったことを意味する。

In the third, he multiplies brethren and kinsfolks; signifies continual journeys, and prosperous; men that are publikely known, honest, and of good conversation.

3ハウスにあると、兄弟や親族が増える。継続的で幸先の良い旅を意味する。世間的に知られた、実直な、善良な交わりの人物を示す。

Via in the fourth House, signifies the father to be honest; increaseth the Patrimony and Inheritance; produceth wealthy fields; sheweth treasure to be in the place enquired after; recovereth any thing lost.

ヴィアが4ハウスにあると、実直な父親を意味する。世襲財産と相続遺産が増える。農地は豊かで収穫を産む。宝物は探した場所で見つかる。無くしたものは帰ってくる。

In the fifth, he increaseth the company of male-children; sheweth a woman with childe to bring forth a male-childe; sendeth Embassages to strange and remote parts; increaseth publike honours; signifieth an honest kinde of death, and to be known thorow many Provinces.

5ハウスにあると、男の子供たちとの接触が増えることを示す。妊婦は男子を産む。見知らぬ離れた土地に大使を送る。公での栄誉が増す。まともな死に方で、多くの州に知れ渡ることを意味する。

In the sixth House, Via preserveth from sickness; signifies the diseased speedily to recover; giveth profitable servants, and animals fruitful and profitable.

6ハウスにヴィアがあると、病から守られる。病気から急速に回復することを意味する。使用人は有能で、動物は子供を産んで利益をあげる。

In the seventh House, he bestoweth a wife fair and pleasant, with whom you shall enjoy perpetual felicity: causeth strifes and controversies most speedily to be determined; adversaries to be easily overcome, and that shall willingly submit their controversies to the Arbitration of good men.

7ハウスにあると、麗しく楽しい妻を得ることを示す。彼女とは末永く幸福に過ごせる。非常に迅速に解決する係争や論争が起こる。敵対者は容易に克服され、彼らは進んで論争を善良な者による仲裁に委ねる。

In the eighth House, he sheweth the kinde of death to proceed from Phlegmatick diseases; to be honest, and of good report; discovereth great Legacies, and rich Inheritances to be obtained by the dead: And if any one hath been reported to be dead, it sheweth him to be alive.

8ハウスにあると、粘液質の病気から進行する類の死を意味する。実直で、善良な評判である。死によって大きな個人遺産や豊かな相続遺産が手に入ることが判明する。死亡したと報告された人物が生きていることが明らかになる。

In the ninth House, Via causeth long journeys by water, especially by Sea, and portendeth very great gains to be acquired thereby: he denoteth Priesthoods, and profits from Ecclesiastical employments; maketh men of good Religion, upright, and constant of faith: sheweth dreams to be true, whose signification shall suddenly appear: increaseth Philosophical and Grammatical Sciences, and those things which appertain to the instruction and bringing up of children.

9ハウスにあると、水、特に海に関わる長い旅で非常に大きな利益を得ることを示す。聖職者と、教会の仕事により得られる利益を意味する。良い信仰をもち、正直で、変わらぬ信念を持つ人物を示す。夢が現実となり、意味していたことが突然明らかになる。子どもの指導と教育に関わって哲学と文法論の知識が増える。

In the tenth House if Via be found, he maketh Kings and Princes happie and fortunate, and such as shall maintain continual peace with their Allies; and that they shall require amity and friendship amonst many Princes by their several Embassages: promoteth publike Honours, Offices, and Magistracie amongst the vulgar and common people; or about things pertaining to the water, journeys, or about gathering Taxes and Assessments: sheweth Judges to be just and merciful, and that shall quickly dispatch Causes depending before them: and denotes a mother to be of good repute, health, and of long life.

10ハウスにヴィアがあると、主君や諸侯に幸福と幸運がもたらされ、彼らの同盟者と継続的な平和が保たれる。彼らは多くの君主やその大使の任務による親善や友好関係を必要とする。庶民や著名な人々を公の名誉、役職、地位に登用する。または水、旅行、徴税や評価に関連したことを表す。裁判は公正で慈悲深く、それによって問題が迅速に解決することを表す。評判が良く、健康で、長寿な母親を示す。

In the eleventh House, he raiseth many wealthy friends, and acquireth faithful friends in forraign Provinces and Countries, and that shall willingly relieve him that requires them, with all help and diligence: It ingratiates persons with profit and trust amongst Princes, employing him in such Offices, as he shall be incumbred with continual travels.

11ハウスにあれば、多くの裕福な友人や、国外の領地や外国に、必要であれば喜んであらゆる手段で援助と尽力をする誠実な友人達が得られる。利益と信頼から主君に気に入られ、絶えず旅をするような役職に就く。

Via in the twelfth House, causeth many enemies, but such as of whom little hurt or danger is to be feared: signifies servants and animals to be profitable: whosoever is in prison, to be escaped, or speedily to be delivered from thence: and preserveth a man from the evil accidents of Fortune.

12ハウスにヴィアがあると、多くの敵がいるものの傷害沙汰や恐ろしい危険はほとんどない。従業員や家畜が有益であることを意味する。獄中の人物は脱獄するか、すぐ釈放される。運の悪い事故から逃れられる。

ポプラス — 人々

Populus being found in the first House, if a Question be propounded concerning that House, sheweth a mean life, of a middle age, but inconstant, with divers sicknesses, and various successes of Fortune: signifies a man of middle stature, a gross body, well set in his members; perhaps some mold or mark about his left eye. But if a Question shall be propounded concerning the figure of a man, and to this figure if there be joyned any of the figures of Saturn or Rubeus, it sheweth the man to be monstrously deformed; and that deformity he signifies to proceed from his birth: but if in the fifth House, if he be encompassed with malevolent Aspects, then that monstrousness is to come.

ポプラスが1ハウスにあると、質問がこのハウスに関連する場合は、中庸な人生で、中年の、だが不安定な、いろいろな病を持ち、そしていろいろな成功をする運命を示す。中背で、ひどく太った、手足のがっしりした男を意味する。おそらく、彼の左目の周りにはいぼや傷跡がある。しかし質問が人物の姿についてであり、そしてこのシンボルが土星のシンボルかルベウスのどれかと関係していたら、その人物は体に障碍があることを意味する。その障碍は先天性のものである。もし5ハウスにあって、悪いアスペクトに囲まれていたら、その障碍は必ず現実となる。

In the second House, Populus sheweth a mean substance, and that to be gotten with great difficulty: maketh a man also always sensible of laborious toyl: things stoln are never regained: what is lost shall never be wholly recovered: that which is hidden shall not be found. But if the Question be of a thief, it declareth him not yet to be fled away, but to lie lurking within the City.

2ハウスにポプラスがあると、多大な苦労をして獲得したみすぼらしい財産を表す。常にたちの悪い困難な労苦に悩まされる。盗まれたものは二度と戻ってこない。失くしたものが完全に戻ることはない。隠されたものは見つからない。だが質問が泥棒に関するものであれば、彼はまだ逃走しておらず、市内に潜伏していることを示す。

In the third House, Populus raiseth few friends, either of brethren or kindred: forsheweth journeys, but with labour and trouble; notwithstanding some profit may accrue by them: denotes a man unstable in his faith, and causeth a man often to be deceived by his companions.

3ハウスにポプラスがあると、兄弟や親戚・友人がごく少ないことを示す。旅が予見されているが、苦労と困難に見舞われる。にもかかわらず、その困難から利益が起こり得る。信念の不安定な男を意味し、しばしばその仲間に騙される。

In the fourth House, it signifies a father to be sickly, and of a laborious life, and his earthly possessions and inheritances to be taken away: sheweth profit to be gained by water: sheweth treasure not to be hid; or if these be any hidden, that it shall not be found: A patrimony to be preserved with great labour.

4ハウスにあれば、病気がちの父親または困難な人生の父親を意味し、その所有地と相続遺産は失われる。水によって得られる利益を示す。宝物は隠されてはいない。もし隠されているならば見つかることはない。世襲財産を守るために大変な労力がかかる。

In the fifth House, he sheweth no honest Messages, but either maketh the messengers to be Porters, or publike Carryers: he divulgeth false rumours, which notwithstanding have the likeness of some truth, and seem to have their original from truth, which is not reported as it is done: It signifies a woman to be barren, and causeth such as are great with childe to be abortives: appointeth an inglorious Funeral, and ill report after death.

5ハウスにあると、運搬人であろうが公的な使者であろうが、伝令が信頼できないことを示す。この伝令は、あたかも真実のように、事実を元にしているように思われるがそのような事実はなく、嘘の噂を漏らす。不妊の女性を意味しており、生まれてくる子供は流産となる。惨めな葬儀や死後の悪い評判が予告される。

In the sixth House, Populus sheweth cold sicknesses; and chiefly affecteth the lower parts of the body: A Physician is declared to be careless and negligent in administring Physick to the sick, and signifies those that are affected with sickness to be in danger of death, and scarcely recover at all: it notes the decitfulness of servants, and detriment of cattel.

6ハウスでは、ポプラスは冷たい病気を示す。影響は主に下半身に及ぶ。病人への医師の投薬は不注意で怠慢であることが示され、また死の危険がある病にかかった人々を意味しており、回復の見込みはほとんどない。狡猾な使用人と畜牛の損害を表す。

In the seventh House, it sheweth a wife to be fair and pleasant, but one that shall be sollicited with the love of many wooers: signifies her loves to be feigned and dissembling: maketh weak and impotent adversaries soon to desert prosecuting.

7ハウスにあると、麗しく楽しい妻を示すが、彼女は多くの求愛者達から誘われている。彼女の愛情は偽りで欺瞞であることを意味する。弱く無力な敵対者はすぐに相応の告訴を受ける。

In the eighth House, it denotes sudden death without any long sickness or anguish, and oftentimes sheweth death by the water; giveth no inheritance, possession or legacy from the dead; and if any be, they shall be lost by some intervening contention, or other discord: he signifies the dowry of a wife to be little or none.

8ハウスにあると、長い患いや苦痛のない突然の死を示唆し、しばしば水による死を示す。死によって相続遺産、所有地、個人遺産は得られない。もしあるとしても、それらは何らかの論争やその他の不和によって失われる。妻の持参金はほとんどまたは全くないことを意味する。

Populus in the ninth House, sheweth false dreams, personates a man of rude wit, without any learning or science; In religion he signifies inferiour Offices, such as serve either to cleanse the Church, or ring the bells; and he signifies a man little curious or studious in religion, neither one that is troubled with much conscience.

9ハウスのポプラスは、嘘の夢を意味し、理解力の乏しい、無学で無礼な人物を示す。宗教的に、教会の掃除や鐘撞きといった下級の役職を意味する。宗教的な好奇心や勤勉さをあまり持たない人物、または良心に悩むことのない人物を意味する。

In the tenth House he signifies such Kings and Princes, as for the most part are expulsed out of their Rule and Dominions, or either suffer continual trouble and detriment about them: he signifies Offices and Magistracy, which appertain to matters concerning the waters, as about the Navy, bridges, fishings, shores, meadows, & things of the like sort; maketh Judges to be variable and slowe in expediting of Causes before them; declareth a Mother to be sickly, and of a short life.

10ハウスにあると、自分の支配地や国からほとんど追放されているか、または周囲との断続的な紛争と危害に苦しめられている王や主君を意味する。海軍、橋、漁、海岸、牧草地などといった、水に関係する役職と地位を意味する。判決は変わり、判決の前に訴訟の迅速化が遅れる。病気がちで短命の母親を表す。

In the eleventh House he giveth few friends, and many flatterers; and with Princes giveth neither favour nor fortune.

11ハウスにあると、友人はほとんどおらず、多くの追従者がいる。主君から引き立てられたり出世することはない。

In the twelfth House he sheweth weak and ignoble enemies; declareth one in prison not to be delivered, discovereth dangers in waters, and watry places.

12ハウスにあれば、弱くて身分の低い敵を表す。獄中の人物は釈放されないこと、水中やじめじめした場所に危険があることが示される。

アクウィシショ — 獲得

Acquisitio found in the first House, giveth a long life and prosperous old age; signifies a man of middle stature, and a great head, a countenance very well to be distinguished or known, a long nose, much beard, hair curling, and fair eyes, free of his meat and drink, but in all things else sparing and not liberal.

アクウィシショが1ハウスにあると、寿命は長く老齢期は有望である。中背で、頭部が大きく、はっきりわかるほど非常に顔色が良く、長い鼻、たっぷりしたあごひげ、縮れ毛、麗しい目を持ち、健啖家だが、その他の全てのことは控えていて革新的ではない人物を意味する。

In the second House, he signifies very great riches, apprehendeth all theeves, and causeth whatsoever is lost to be recovered.

2ハウスにあると、膨大な富、泥棒は全て逮捕されること、そして紛失したものはどんなものであれ戻ってくることを意味する。

In the third House, many brethren, and they to be wealthy; many gainful journies; signifies a man of good faith.

3ハウスにあると、兄弟が数多くおり、彼らは裕福である。利益のある旅をたくさんする。誠実な人物を意味する。

In the fourth is signified a Patrimony of much riches, many possessions of copious fruits; he signifieth that treasure hid in any place shall be found; and sheweth a Father to be rich, but covetous.

4ハウスにあるととても裕福な世襲財産や、豊かな収穫のある数多の所有地を意味する。どこかに隠されている宝物が見つかることを意味する。父親は金持ちだが強欲であることを示す。

In the fifth House, Acquisitio signifies many children of both Sexes, but more Males then Females; sheweth a woman to be with child, and that she shall be delivered without danger: and if a question be propounded concerning any Sex, he signifies it to be Masculine; encreaseth gainful profitable Embassages and Messages, but extendeth same not far after death, yet causeth a man to be inherited of his own, and signifieth rumours to be true.

5ハウスにあるアクウィシショは、男女両方の子供がたくさんあることを示すが、女子よりは男子の方が多い。妊娠した女性を示しており、彼女は危なげなく出産する。そして質問が性別についてであれば、男の子であることを意味する。利益のあがる有益な大使の任務や伝令が増えるが、跡を継ぐ人物がいたとしても、その任務は死後までは延長されないこと、そして噂は真実であることを意味する。

In the sixth House he signifies many and grievous sicknesses, and long to continue, maketh the sick to be in danger of death, and often to die: yet he declareth a Physitian to be learned and honest; giveth many servants and chattel, and gains to be acquired from them.

6ハウスにあると多くの耐えがたい病が、しかも長く続くことを意味しており、死の危険がある病にかかり、しばしば死に至ることを示す。しかし医師は知識に長けており実直である。多くの使用人や家畜がおり、彼らから利益が得られる。

In the seventh House he signifies a wife to be rich, but either a widow, or a woman of a well-grown age; signifies suits and contentions to be great and durable, and that love and wedlock shall be effected by lot.

7ハウスにあると裕福な妻を意味するが、未亡人か熟年の女性のいずれかである。大規模で長く続く訴訟と論争を意味し、愛情や結婚生活は影響を受ける。

In the eighth House, if a man be enquired after, it sheweth him to be dead, signifieth the kind of death to be short, and sickness to last but a few dayes; discovereth very profitable legacies and inheritances, and signifieth a wife to have a rich dowry.

8ハウスにあると、人物について質問された場合、対象者は死んでおり、急な死に方で、病であればたった数日しか続かないことを示す。非常に利益のある個人遺産と相続遺産が見つかり、豊富な持参金を持つ妻を意味する。

In the ninth House he signifies long and profitable journeys; sheweth if any one be absent he shall soon return; causeth gain to be obtained from Religious and Ecclesiastical Persons or Scholars, and signifies a man of a true and perfect Science.

9ハウスにあると長くて利益のある旅を意味する。不在の人物がいるなら彼はすぐに戻る。宗教と教会に関わる人物や学者から得られる利益があり、真実で完璧な科学の人物を意味する。

In the tenth House, he maketh Princes to inlarge their Dominions; a Judge favourable, but one that must be continually presented with gifts; causeth Offices and Magistracy to be very gainful; signifieth a Mother rich and happy.

10ハウスにあると、主君の領土が拡大する。裁判官は味方につくが、継続的に進物を送らなければならない。役職や地位は非常に有益である。裕福で幸せな母親を意味する。

In the eleventh House, Acquisitio multiplieth friends, and bringeth profit from them, and increaseth favour with Princes.

11ハウスにアクウィシショがあると、友人が増加し、彼らから利益がもたらされ、主君からの引き立てが高まる。

In the twelfth House he signifieth a man shall have many powerful or potent enemies; reduceth and bringeth home servants fled away, and cattel strayed; and signifies he that is in prison shall not be delivered.

12ハウスにあると手強いもしくは有力な敵が大勢いることを意味する。逃げた使用人は解雇して家へ返し、畜牛ははぐれる。獄中の人物は解放されないということを意味する。

ラエティーシャ — 喜び

Laetitia in the first House signifies long life with prosperity, and much joy and gladness, and causeth a man to out-live and be more victorious than all his brethren; signifies a man of a tall stature, fair members, a broad forehead, having great and broad teeth; and that hath a face comely and well coloured.

1ハウスにあるラエティーシャは、幸先が良く、多くの歓喜と喜びに満ちた長い人生で、他の兄弟よりも長く生きて成功を収めることを意味する。背が高く、手足は麗しく、広い額で、大きな広い歯を持った男性を意味する。その顔立ちはハンサムで顔色は良い。

In the second House it signifies riches and many gains, but great expences and various mutations of one state and condition; theft and any thing lost is recovered and returned: but if the Question be of a theef, it declareth him to be fled away.

2ハウスにあると富と多くの利益を意味するが、多額の出費と地位や境遇の色々な変化がある。盗まれたものや紛失したものは取り戻されて戻ってくるが、質問が泥棒に関するものであれば、彼は逃げたことを示す。

In the third House Laetitia sheweth brethren to be of a good conversation, but of short life; journeys pleasant and comfortable; men of good credit and faith.

3ハウスのラエティーシャは、兄弟たちのと仲は良好だが短命であることを示している。旅は楽しく快適である。信用があり誠実な人物を示す。

In the fourth he signifies happy Patrimonies and possessions, a Father to be noble, and honoured with the dignity of some princely office; sheweth treasure to be in the place enquired after, but of less worth and value then is supposed, and causeth it to be found.

4ハウスにあると幸せな世襲財産と所有地を意味し、父親は貴族で、ある王室から爵位の称号を受けている。宝物は後に探している場所で見つかるが、その時はそれほど値打ちや評価がないと思われており、そのために失われたものとされている。

In the fifth House he giveth obedient children, endued with good manners, and in whom shall be had the greatest joy and comfort of old age; signifies a woman with child to bring forth a daughter; sheweth honourable Embassages, and declares rumours and news to be altogether true, and leaveth a good and ample fame after death.

5ハウスにあると、子供たちは礼儀正しく従順で、老後に大きな喜びと安心を得る。妊娠した女性は女子を産むことを意味する。名誉ある大使の任務を示し、噂や知らせが完全に真実であること、死後には大きな名声を残すことを表す。

In the sixth House it sheweth the sick shall recover, denoteth good servants, good and profitable cattel and animals.

6ハウスにあると病人が回復することを表し、善良な使用人や、良好で利益をもたらす畜牛や動物を示す。

In the seventh House Laetitia giveth a wife fair, beautiful and young; overcometh strifes and contentions, and rendereth the success thereof to be love.

7ハウスにラエティーシャがあると麗しい、美しい若い妻が得られる。係争や論争に打ち勝ち、その成功を愛へと変える。

Laetitia in the eighth House giveth Legacies and possessions, and a commendable portion with a wife: if a Question be proposed concerning the condition of any man, it signifies him to be alive, and declares an honest, quiet, and meek kinde of death.

8ハウスにラエティーシャがあると、個人遺産や所有地、そして立派な財産を持った妻を得られる。もし質問が人物の境遇に関することであれば、彼は生きていることを示し、まともで、静かな、柔和な死に方であることを表す。

In the ninth House Laetitia signifies very few journies, and those that do apply themselves to travail, their journeyes either are about the Messages and Embassages of Princes, or Pilgrimages to fulfil holy vows; sheweth a man to be of a good religion, of indifferent knowledge, and who easily apprehendeth all things with natural ingenuity.

9ハウスにラエティーシャがあると旅はほとんどしないが、それでも旅をするのであれば、それは主君の伝令や大使の任務か、または聖なる誓いを果たすための巡礼のどちらかであることを意味する。善良な信仰と、ほどほどの知識を持ち、天性の工夫の才で全てのことを容易に理解する人物を示す。

In the tenth House, it raiseth Kings and Princes to honour and great renown; maketh them famous by maintaining peace during their times; signifies Judges to be cruel & severe; honest Offices and Magistracy; signifies those things which are exercised either about Ecclesiastical affairs, schools, or the administration of justices; sheweth a mother if she be a widow, that she shall be married again.

10ハウスにあると、王や主君に栄誉や高い名声がある。彼らは在位中に平和を維持したことで有名になる。裁判は冷酷で厳しいことを意味する。役職や地位は実直である。教会の用務、学校、または司法の行政のどれかによって行使される物事を意味する。もし母親が未亡人であれば、彼女は再婚することを示す。

In the eleventh House Laetitia increaseth favour with Princes, and multiplies friends.

11ハウスにラエティーシャがあると主君からの引き立てが増し、友人が増える。

And in the twelfth House Laetitia giveth the victory over enemies; causeth good servants and families, delivereth from imprisonment, and preserveth from future evils.

そして12ハウスにラエティーシャがあると敵に勝利する。善良な使用人や家族に恵まれ、投獄からは救い出され、将来の災いからも護られる。

プエラ — 少女

Puella in the first House signifies a person of a short life, weak constitution of body, middle stature, little fat, but fair, effeminate and luxurious, and one who will incur many troubles and dangers in his life-time for the love of women.

1ハウスにあるプエラは、短命で、虚弱体質で、身長は中背で、やや肥満気味で、しかし麗しく、柔弱かつ華美な、恋愛のために生涯幾多の困難や危険に見舞われる人物を意味する。

In the second House, it neither encreaseth riches, nor diminisheth poverty; signifies a theef not to be departed from the City, and a thing stollen to be alienated and made away: if a Question be of treasure in a place, it is resolved there is none.

2ハウスにあると、富が増えることはないが、貧困が解決することもない。市内からは逃走しない泥棒を意味しており、盗まれたものは遠くにいってしまい失われている。質問が財宝のある場所についてであれば、そこには存在しない。

In the third House Puella signifies more sisters then brethren, and encreaseth and continueth good friendship and amity amonst them; denoteth journies to be pleasant and joyous, and men of good conversations.

3ハウスにあるプエラは兄弟姉妹が多いことを意味し、彼らとの良好な関係と親交は広がって継続する。快適で楽しい旅と、善良な交わりの人々を示す。

In the fourth House Puella signifies a very small patrimony, and a Father not to live long, but maketh the fields fertile with good fruits.

4ハウスにあるプエラは世襲財産が非常に少ないことと、長寿ではない父親を意味するが、農地は肥沃で良い収穫がある。

In the fifth House a woman with child is signified to bring forth a woman-child; denotes no Embassage, causeth much commerce with women, and some office to be obtained from them.

5ハウスにあると妊婦は女子を生むことを意味する。大使には就かないことを示し、女性との取引がよく行われ、いくつかの職務は女性たちから得られる。

Puella in the sixth House signifies much weakness of the sick, but causeth the sick shortly to recover; and sheweth a Physitian to be both unlearned and unskilful, but one who is much esteemed of in the opinion of the vulgar people; giveth good servants, handmaids, cattel and animals.

6ハウスにあるプエラは病気に関する多くの弱点を意味するが、病気はすぐに回復する。知識も技術もないが、庶民の間では非常に尊敬されている医師を表す。善良な使用人や女中、畜牛や動物を得る。

In the seventh House Puella giveth a wife fair, beautiful and pleasant, leading a peaceable and quiet conversation with her husband, notwithstanding one that shall burn much with lust, and be coveted and lusted after of many men; denoteth no suits or controversies, which shall depend before a Judge, but some jarres and wranglings with the common people one amongst another, which shall be easily dissolved and ended.

7ハウスにプエラがあると麗しくて、美しく楽しい、夫には穏やかで静かに接する妻を持つが、にも関わらず彼女は強い欲望に燃え、多くの男に欲情し貪るようになる。裁判沙汰となるような訴訟や論争はないが、とりわけ著名な人物との間に、容易に解決して収まるような軋轢や議論が起こることが示される。

In the eighth House, if a Question be of one reputed to be dead, Puella declareth him to be alive: giveth a small portion with a wife, but that which contenteth her husband.

8ハウスにプエラがあると、もし質問が死んだと見なされている人物についてであれば、その人物は生きていることを表す。妻の財産は少ないが、夫はそれに満足する。

In the ninth House Puella signifies very few journeys, sheweth a man of good religion, indifferent skill or knowledge in sciences, unless happily Musick, aswel vocal as instrumental.

9ハウスにあるプエラは旅はほとんどしないことを意味する。善良な信仰を持ち、声楽や器楽といった楽しい音楽以外の、技能や知識には無関心な人物を示す。

In the tenth House Puella signifies Princes not to be very potent, but notwithstanding they shall govern peaceably within their Dominions, and shall be beloved of their Neighbours and Subjects; it causeth them to be affable, milde and courteous, and that they shall alwayes exercise themselves with continual mirth, plays, and huntings; maketh Judges to be good, godly and merciful; giveth Offices about women, or especially from noble women.

10ハウスにあるプエラはあまり力のない主君を意味するが、にも関わらず彼は自分の領土を平和的に支配し、隣国民や領民たちから慕われる。彼は親しみやすく、穏やかで礼儀正しく、そして常に続く浮かれ騒ぎや、遊び、狩猟の練習をする。裁判官は善良であり、敬虔で慈悲深い。女性、特に高貴な女性に関わる役職に就く。

In the eleventh House Puella giveth many friends, and encreaseth fabour with women.

11ハウスにあるプエラは友人が大勢おり、女性からの好意が高まることを示す。

In the twelfth House Puella signifies few enemies, but contention with women; and delivereth Prisoners out of prison through the intercession of friends.

12ハウスにあるプエラは敵はほとんどいないが、女性と論争することを意味する。囚人は友人たちの仲裁によって獄中から解放される。

アミッショ — 喪失

Amissio in the first House signifies the sick not to live long, and sheweth a short life; signifies a man of disproportioned members of his body, and one of a wicked life and coversation, and who is marked with some notorious and remarkable defect in some part of his body, as either lame, or maimed, or the like.

1ハウスにあるアミッショは、長くは生きられない病気を意味し、短い人生を表す。手足が不恰好で、不道徳な人生や交友を持つ、足が不自由だったり、体が不自由であるなど、身体に何らかのはっきりと目立つ障碍がある人物を意味する。

Amissio in the second House consumeth all substance, and maketh one to suffer and undergo the burden of miserable poverty, neither thees, nor the thing stollen shall be found; signifies treasure not to be in the place sought after, and to be sought with loss and damage.

2ハウスにアミッショがあると財産を全て使い果たし、悲惨な貧困の重荷を苦しんで受けることになり、泥棒も盗まれたものもどちらも見つからない。財宝を捜索しても見つからず、却って紛失や損害が生じることを意味する。

In the third House Amissio signifies death of brethren, or the want of them, and of kindred and friends; signifieth no journeys, and causeth one to be deceived of many.

3ハウスにあるアミッショは兄弟や親類、友人たちが死ぬか、またはいないことを意味する。旅行はしないことを意味し、多くの人々に騙される。

In the fourth House Amissio signifies the utter destruction of ones Patrimony, sheweth the Father to be poor, and Son to die.

4ハウスにあるアミッショは世襲財産が完全に破壊されることを意味し、父親が貧困で、息子は死ぬことを示す。

Amissio in the fifth House sheweth death of children, and afflicts a man with divers sorrows; signifieth a woman not to be with child, or else to have miscarried; raiseth no fame or honours, and disperseth false rumors.

5ハウスにあるアミッショは子供の死と、様々な悲しみに苦しむ人物を示す。不妊または流産した女性を意味する。名声や名誉は得られず、誤った噂が流布する。

In the sixth House Amissio signifies the sick to be recovered, or that he shall soon recover; but causeth loss and damage by servants and cattels.

6ハウスにあるアミッショは治る病気や、病人はすぐ回復することを意味する。しかし使用人や畜牛には損失や損害が生じる。

In the seventh House Amissio giveth an adulterous wife, and contrarying her husband with continual contention; nevertheless she shall not live long; and it causeth contentions to be ended.

7ハウスにアミッショがあると妻は姦通し、夫とは相いれずに頻繁に論争する。しかし彼女は長くは生きない。論争は終わる。

In the eighth House Amissio signifies a man to be dead, consumeth the dowry of a wife; bestoweth or sendeth no inheritances or legacies.

8ハウスにあるアミッショは妻の持参金を消費して、死んだ人物を意味する。相続遺産や個人遺産を贈与したり送ったりすることはない。

In the ninth House Amissio causeth no journies, but such as shall be compassed with very great loss; signifies men to be inconstant in Religion, and often changing their opinion from one sect to another, and altogether ignorant of learning.

9ハウスにアミッショがあると旅行することはないが、例えば非常に大きな損失などに見舞われる。ある宗派から別の宗派へとしょっちゅう意見を変え、全く学ぶことをしない、信心の移ろいやすい人物を意味する。

In the tenth House Amissio rendereth Princes to be most unfortunate, and sheweth that they shall be compelled to end their lives in exile and banishment; Judges to be wicked; and signifies Offices and Magistracy to be damageable, and sheweth the death of a Mother.

10ハウスにアミッショがあると主君は非常に不幸で、彼は追放され流浪の身で人生を終えることを余儀無くされる。裁判官は不道徳である。役職や地位は有害であることを意味し、母親の死を示す。

In the eleventh House Amissio signifies few friends, and causeth them to be easily lost, and turned to become enemies; and causeth a man to have no favour with his Prince, unless it be hurtful to him.

11ハウスにあるアミッショは友人が簡単にいなくなったり、敵になるなどして、ほとんどいないことを意味する。引き立てられることが有害になるのでない限り、主君からは好かれない。

In the twelfth House Amissio destroyeth all enemies, detaineth long in prison, but preserveth from dangers.

12ハウスにアミッショがあると敵は全て滅ぼされ、獄中には長く拘束されるが、危険からは保護される。

コンジャンクショ — つながり

Conjunctio in the first House maketh a prosperous life, and signifies a man of a middle stature, not lean nor fat, long face, plain hair, a little beard, long fingers and thighs, liberal, amiable, and a friend to many people.

コンジャンクショが1ハウスにあると人生は前途有望であり、人物としては中背で、痩せても太ってもいない、長い顔で、直毛の髪で、顎髭は少なく、指と太ももの長い、革新的な、気立ての良い、多くの人々が友人にいる人物を意味する。

In the second House Conjunctio doth not signifies any riches to be gotten, but preserveth a man secure and free from the calamities of poverty; detecteth both the theef and the thing stolen, and acquireth hidden treasure.

2ハウスにコンジャンクショがあると富を得ることを意味することはないが、貧困の災いからは縁がなく安泰に守られる。泥棒と盗まれたものはどちらも探し出され、隠された財宝が手に入る。

In the third House he giveth various journeys with various success, and signifieth good faith and constancy.

3ハウスにあるとさまざまな成功を収めるさまざまな旅が示され、また善良な信念と忠誠を意味する。

In the fourth House Conjunctio sheweth a mean Patrimony; causeth a Father to be honest, of good report, and of good understanding.

4ハウスにあるコンジャンクショは世襲財産がみすぼらしいことを示す。父親は実直で、評判が良く、物分かりが良い。

In the fifth House he giveth Children of subtile ingenuity and wit, sheweth a woman pregnant to have a male-child, and raiseth men to honours by thier own meer proper wit and ingenuity, and disperseth their fame and credit far abroad; and also signifies news and rumours to be true.

5ハウスにあると器用な工夫の才と理解力のある子供たちを持ち、妊娠中の女性は男子を産むことを示し、自らはさらに当を得た理解力と工夫の才によって名誉が得られ、その名声と信用は遠く海外まで広まる。そして知らせや噂は真実であることを意味する。

In the sixth House Conjunctio signifies sicknesses to be tedious and of long continuance; but foresheweth the Physitian to be learned and well experienced; and sheweth servants to be faithful and blameless, and animals profitable.

6ハウスにあるコンジャンクショは病気がうんざりするほど長びくことを意味する。しかし医師は知識に長けていて経験豊富である。そして使用人は忠実で非の打ち所がなく、動物は利益を上げることを意味する。

In the seventh House he giveth a wife very obedient, conformable, and dutiful to her husband, and one of a good wit and ingenuity; causeth difficult suits and controversies, and crafty, subtil and malicious adversaries.

7ハウスにあると妻は非常に聞き分けが良く、従順で、夫によく従い、良い理解力と工夫の才がある。難しい訴訟と論戦、そして狡猾で巧妙で悪意のある敵対者が現れる。

In the eighth House, him of whom a Question is propounded, Conjunctio signifies him to be dead, & pretendeth some gain to be acquired by his death; sheweth a wife shall not be very rich.

8ハウスにあるコンジャンクショは、質問が人物に関する事であれば、質問対象者は死んでいることと、その死によっていくらかの利益が得られることを意味する。妻はそれほど裕福ではないことを示す。

In the ninth House he giveth a few journeys, but long and tedious, and sheweth one that is absent shall after a long season return. Conjunctio in this House increaseth divers Arts, Sciences, and Mysteries of Religion; and giveth a quick, perspicuous, and efficacious wit.

9ハウスにあると旅の機会は僅かにあるが、長くて退屈であり、長い季節が巡って戻るまで留守をすることを示す。このハウスにコンジャンクショがあるとさまざまな芸術、学問、宗教上の特別な儀礼が増える。迅速で、明快で、効能のある理解力が得られる。

In the tenth House Conjunctio maketh Princes liberal, affable and benevolent, and who are much delighted and affected with divers Sciences, and secret Arts, and with men learned therin; causeth Judges to be just, and such who with a piercing and subtil speculation, do easily discern causes in controversie before them; enlargeth Offices which are concerned about Letters, Learning, found Doctrines and Sciences; and signifies a Mother to be honest, of good ingenuity and wit, and also one of a prosperous life.

10ハウスにコンジャンクショがあると主君は革新的で、親しみやすく慈悲深く、さまざまな学問や秘められた技術、そしてそれらの知識に長けた人々を楽しんで影響を受ける人物である。裁判官は公平であり、洞察力に富んだ絶妙な推察で、目の前の論戦の原因をやすやすと見抜く。書簡、学習、健全な教義と科学に関する職務が増える。実直で、工夫の才と理解力があり、豊かな人生を送る母親を意味する。

In the eleventh House Conjunctio signifies great increase of friends; and very much procureth the grace and favour of Princes, powerful and noble Men.

11ハウスにあるコンジャンクショは友人が非常に増えることを意味する。そして有力で高貴な人物や主君からの寵愛や引き立てを大いに受ける。

In the twelfth House Conjunctio signifies wary and quick-witted enemies; causeth such as are in prison to remain and continue so very long, and causeth a man to eschew very many dangers in his life.

12ハウスにあるコンジャンクショは用心深く機知に富む敵を意味する。獄中の人物は非常に長い期間拘束され続けることになり、人生においては非常に多くの危険を回避する。

アルブス — 白

Albus in the first House signifies a life vexed with continual sickness and greivous diseases; signifies a man of a short stature, broad brest, and gross arms, having curled or crisped hair, one of a broad full mouth, a great talker and babler, given much to use vain and unprofitable discourse, but one that is merry, joyous and jocond, and much pleasing to men.

1ハウスにあるアルブスは絶え間のない病気と耐えがたい疾患に悩まされる人生を意味する。身長の低い、広い胸と、太い腕と、巻いて縮れた髪を持ち、大きな口で、べらべらとよく喋り、無駄で不利益な会話をする人物を意味するが、彼は陽気で、朗らかで快活で、人当たりは非常に愉快である。

In the second House Albus enlargeth and augmenteth substance gained by sports, playes, vile and base arts and exercises, but such as are pleasing and delightful; as by playes, pastimes, dancings and laughters: he discovereth both the theef, and the theft or thing stollen, and hideth and concealeth treasure.

2ハウスにアルブスがあると、スポーツ、遊び、不道徳で低俗な技術や訓練で得られた財産が広がって増えるが、これらは楽しく喜ばしい。遊び、娯楽、踊り、笑いなどである。泥棒、および窃盗行為や盗まれたものはいずれも発見され、宝物は覆い隠される。

In the third House Albus signifies very few brethren; giveth not many, but tedious and wearisom journyes, and signifies all deceivers.

3ハウスにあるアルブスは兄弟姉妹が非常に少ないことを意味する。旅の機会は多くはないが退屈で疲れるものであり、人物は完全に詐欺師であることを意味する。

In the fourth House he sheweth very small or no Patrimony, and the Father to be a man much known; but declareth him to be a man of some base and inferiour Office and Imployment.

4ハウスにあると世襲財産が非常に少ないか皆無であり、父親はよく知られた人物であることを示す。しかし彼はだいぶ低俗で下級の役職や業務の男性であることが示される。

In the fifth House Albus giveth no children, or if any, that they shall soon die; declareth a woman to be servile, and causeth such as are with young to miscarry, or else to bring forth Monsters; denoteth all rumours to be false, and raiseth to no honour.

5ハウスにアルブスがあると子供は授からないか、授かったとしてもすぐに死んでしまう。卑しい女性を表し、子供を流産するか、障碍児を産む。噂は全て嘘であることを示し、名誉は得られない。

In the sixth House Albus causeth very tedious sicknesses and diseases; discovereth the fraud, deceit and wickedness of servants, and signifies diseases and infirmities of cattel to be mortal, and maketh the Physitian to be suspected of the sick Patient.

6ハウスにアルブスがあると非常にうんざりするような病気や疾患に罹る。使用人は欺瞞、詐欺、悪事を働いており、畜牛の病気や疾患が致命的であることを意味し、医師は病気の患者に気が付く。

Albus in the seventh House giveth a barren wife, but one that is fair and beautiful; few suits or controversies, but such as shall be of very long continuance.

7ハウスにアルブスがあると妻は不毛だが、麗しくて美しい。訴訟や論争はほとんど起こらないが、起こるならば非常に長期間続く。

In the eighth House if a question be propounded of any one, Albus shews the party to be dead; giveth little portion or dowry with a wife, and causeth that to be much strived and contended for.

8ハウスにアルブスがあると、何についての質問であっても、対象者は死んでいることを示す。妻にはほとんど財産や持参金はなく、そのために奮闘したり争ったりすることになる。

In the ninth House Albus denoteth some journyes to be accomplished, but with mean profit; hindereth him that is absent, and signifies he shall not return; and declareth a man to be superstitious in Religion, and given to false and deceitful Sciences.

9ハウスにアルブスがあると何度かの旅をやり遂げることが示されるが、利益はみすぼらしい。不在の人物は妨害されており、帰らないことを意味する。宗教を妄信し、嘘の学問に騙されている人物を表す。

In the tenth Albus causeth Princes and Judges to be malevolent; sheweth vile and base Offices and Magistracies; signifies a Mother to be a whore, or one much suspected for adultery.

10ハウスにアルブスがあると主君と裁判官は敵意を持つ。不道徳で低俗な役職や地位を示す。母親は娼婦であるか、または姦通が強く疑われることを意味する。

In the eleventh House Albus maketh dissembling and false friends; causeth love and favour to be inconstant.

11ハウスにアルブスがあると友人は見せかけであり偽りである。愛情や好意は不安定である。

Albus in the twelfth House denoteth vile, impotent and rustical enemies; sheweth such as are in prison shall not escape, and signifies a great many and various troubles and discommodities of ones life.

12ハウスにアルブスがあると、不道徳で無力で無作法な敵を示す。獄中の人物は脱出できないことを示し、人生に非常に多くのさまざまな困難や不自由があることを意味する。

プエル — 少年

Puer in the first House giveth an indifferent long life, but laborious; raiseth men to great fame through military dignity; signifies a person of a strong body, ruddy complexion, a fair countenance, and black hair.

1ハウスにプエルがあると良くも悪くもなく長い、しかし面倒な人生を送る。軍人としての権威によって大きな名声を築く。強い身体で、血色が良く、麗しい顔つきの、黒髪の人物を意味する。

In the second House Puer increaseth substance, obtained by other mens goods, by plunderings, rapines, confiscations, military Laws, and such like; he concealeth both the theef and the thing stolen, but discovereth no treasure.

2ハウスにプエルがあると他人の所有物から、軍事法などにより略奪、強奪、押収することで財産が増える。泥棒と盗まれたものはどちらも覆い隠され、宝物も発見されない。

In the third House Puer raiseth a man to honour above his brethren, and to be feared of them; signifies journies to be dangerous, and denoteth persons of good credit.

3ハウスにプエルがあると兄弟たちに名誉が与えられ、彼らを危惧するようになる。旅行は危険であることを意味し、信頼のおける人物を示す。

In the fourth House Puer signifies dubious inheritances and possessions, and signifies a Father to attain to his substance and estate through violence.

4ハウスにプエルがあると相続遺産や所有地がはっきりしないことを意味し、暴力によって財産や不動産を獲得した父親を意味する。

In the fifth House Puer sheweth good children, and such as shall attain to honors and dignities; he signifies a woman to have a male-child, and sheweth honors to be acquired by military discipline, and great and full fame.

5ハウスにプエルがあると、名誉や権威を得られるような良い子供を持つ。男子を妊娠した女性を意味し、軍隊の規律によって得られた名誉や、偉大で充分な名声を示す。

In the sixth House Puer causeth violent diseases and infirmities, as wounds, falls, contusions, bruises, but easily delivereth the sick, and sheweth the Physitian and Chirurgion to be good; denoteth servants and animals to be good, strong and profitable.

6ハウスにプエルがあると怪我、転落、打撲、あざといった劇症の病気や疾患に見舞われるが、病人は容易に癒され、医師や外科医は腕が良いことを示す。使用人や動物は善良で、強く、有益であることを示す。

In the seventh House Puer causeth a wife to be a virago, of a stout Spirit, of good fidelity, and one that loveth to bear the Rule and Government of a house; maketh cruel strifes and contentions, and such adversaries, as shall scarcely be restrained by Justice.

7ハウスにプエルがあると妻は強い精神と、堅い貞操を持った、気の荒い女で、家の支配や管理を進んで受け持つ。敵対者が正義によって抑制されることがほとんどないような、残酷な係争や論争が起こる。

Puer in the eighth House sheweth him that is supposed to be dead to live, signifieth the kinde of death not to be painful, or laborious, but to proceed from some hot humour, or by iron, or the sword, or from some other cause of the like kinde; sheweth a man to have no legacies or other inheritance.

8ハウスにプエルがあると死んだとされる人物は生きていることを示し、痛みや、苦痛からではなく、熱い体液(訳注:四体液説における血液と黄胆汁)、鉄、剣、またはその他同様の原因によって引きおこされる死に方を意味する。個人遺産や他の相続遺産は持たないことを示す。

In the ninth House Puer sheweth journeys not to be undergone without peril and danger of life, yet nevertheless declareth them to be accomplished prosperously and safely; sheweth persons of little Religion, and using little conscience, notwithstanding giveth the knowledge of natural philosophy and physick, and many other liberal and excellent Arts.

9ハウスにプエルがあると、プエルは大きな危難や生命の危機なしでは済まない旅を示すが、にもかかわらず幸先が良く安全に達成することが表される。自然哲学や物理学、その他多く革新的で優れた学問の知識を持つにもかかわらず、信仰心に薄く、良心はほとんど働かない人物を示す。

Puer in the tenth House signifies Princes to be powerful, glorious, and famous in warlike atchievements, but they shall be unconstant and unchangeable, by reason of the mutable and various success of victory. Puer in this House causeth Judges to [be] cruel and unmerciful; increaseth offices in warlike affairs; signifies Magistracy to be exercised by fire and sword; hurteth a Mother, and endangereth her life.

10ハウスにプエルがあると主君は強力で、栄光があり、戦果によって有名であることを意味するが、移ろいやすいさまざまな勝利によって成功したために、不安定で融通が利かない。このハウスにプエルがあると裁判は残酷で無慈悲になる。戦争の業務による職務が増える。火と剣によって行使される権力を意味する。母親は傷つき、その命は危機にさらされる。

In the eleventh House Puer sheweth Noble friends, and Noble men, and such as shall much frequent the Courts of Princes, and follow after warfare; and causeth many to adhere to cruel men: nevertheless he causeth much esteem with Princes; but their favour is to be suspected.

11ハウスにプエルがあると宮廷に頻繁に出入りして、戦争に賛成するような、貴族の友人や、貴族たちを示す。多くの人々が残酷な人物を支持する。にもかかわらず主君はとても尊敬される。だがその主君からの引き立ては疑うべきである。

Puer in the twelfth House causeth Enemies to be cruel and pernicious; those that are in Prison shall escape, and maketh them to eschew many dangers.

12ハウスにプエルがあると敵は残酷で有害である。獄中の人物は逃げ出し、多くの危険から逃れる。

ルベウス — 赤

Rubeus in the first House, signifies a short life, and an evil end; signifies a man to be filthy, unprofitable, and of an evil, cruel and malicious countenance, having some remarkable and notable signe or scar in some part of his body.

1ハウスにルベウスがあると短い人生と悪い最期を意味する。不潔で、役立たずで、そして邪悪で、冷酷で悪意に満ちた顔つきをしており、体の一部には顕著で目立つ特徴や傷跡がある人物を意味する。

In the second House Rubeus signifies poverty, and maketh theeves and robbers, and such persons as shall acquire and seek after their maintenance and livelihoods by using false, wicked, and evil, and unlawful Arts; preserveth theeves, and concealeth theft; and signifies no treasure to be hid nor found.

2ハウスにルベウスがあると貧困を意味し、生活の維持や生計を立てる術を、嘘、不正、悪事、不法行為に求めるような泥棒や強盗になる。泥棒は保護され、盗まれたものは隠される。宝物は隠されてもいなければ見つかることもないことを意味する。

In the third House Rubeus renders brethren and knsmen to be full of hatred, and odious one to another, and sheweth them to be of evil manners, & ill disposition; causeth journeys to be very dangerous, and foresheweth false faith and treachery.

3ハウスにルベウスがあると兄弟姉妹や親族は憎悪に満ちあふれ、互いに憎しみ合っており、彼らが邪悪な態度と悪い気質の持ち主であることを示す。旅行は非常に危険で、偽りの誠意と裏切りが予見される。

In the fourth House he destroyeth and consumeth Patrimonies, and disperseth and wasteth inheritances, causeth them to come to nothing; destroyeth the fruits of the field by tempestuous seasons, and malignancy of the earth; and bringeth the Father to a quick and sudden death.

4ハウスにあると世襲財産を破壊して消費し、相続遺産を分割して浪費し、無一文になる。嵐の時候とやせた土地のために畑の作物は壊滅となる。父親は突然急死する。

Rubeus in the fifth House giveth many children, but either they shall be wicked and disobedient, or else shall afflict their Parents with grief, disgrace and infamy.

5ハウスにルベウスがあると子供がたくさんできるが、不道徳か反抗的かのどちらかであり、さもなくば嘆きの種で、家の恥と汚名で親を苦しめる。

In the sixth House Rubeus causeth mortal wounds, sicknesses and diseases; him that is sick shall die; the Physitian shall erre, servants prove false and treacherous, cattel and beasts shall produce hurt and danger.

6ハウスにルベウスがあると致命的な怪我や、病気や疾患になる。病人は死ぬ。医師は過ちを犯し、使用人は偽りで裏切りが明らかになり、畜牛や家畜は怪我や危険の元になる。

In the seventh House Rubeus signifies a wife to be infamous, publickly adulterate, and contentious; deceitful and treacherous adversaries, who shall endeavour to overcome you, by crafty and subtil wiles and circumventions of the Law.

7ハウスにルベウスがあると破廉恥で、公然と不倫をし、議論の的となる妻を意味する。狡猾で巧妙な策略と法律をかいくぐることで、打ち負かそうと画策してくる詐欺的で信用ならない敵対者を意味する。

In the eighth House Rubeus signifies a violent death to be inflicted, by the execution of publike Justice; and signifies, if any one be enquired after, that he is certainly dead; and wife to have no portion or dowry.

8ハウスにルベウスがあると公の裁判の執行によりもたらされる、非業の死を意味する。もし質問が人物の安否についてであれば、質問対象者は確実に死んでいることを意味する。妻には財産や持参金はない。

Rubeus in the ninth House sheweth journeys to be evil and dangerous, and that a man shall be in danger either to spoiled by theeves and robbers, or to be taken by plunderers and robbers; declareth men to be of most wicked opinions in Religion, and of evil faith, and such as will often easily be induced to deny and go from their faith for every small occasion; denoteth Sciences to be false and deceitful, and the professors thereof to be ignorant.

9ハウスにルベウスがあると旅は不吉で危険であることを示し、泥棒や強盗に略奪されるか、略奪者や強盗に拘束されるかの危険に遭う。宗教的には、しょっちゅうちょっとしたことで簡単に信仰を否定したり捨てたりするような、最も不道徳な見解と、邪悪な信仰心を持った人物を表す。学問は偽りのデタラメであり、その教授は無知であることを示す。

In the tenth House Rubeus signifies Princes to be cruel and tyrannical, and that their power shall come to an evil end, as that either they shall be cruelly murdered and destroyed by their own Subjects, or that they shall be taken captive by their conquerers, and put to an ignominious and cruel death, or shall miserably end their lives in hard imprisonment; signifies Judges and Officers to be false, theevish, and such as shall be addicted to usury; sheweth that a mother shall soon die, and denoteth her to be blemisht with an evil fame and report.

10ハウスにルベウスがあると主君が残酷で独裁的であることを意味し、自身の臣下によって残酷に殺され破滅するか、または征服者に捕えられ捕虜となるか、もしくは不名誉で残酷な死を遂げるか、あるいは厳しい投獄の末に悲惨な死を遂げるなど、その権力は不幸な形で終わる。裁判官と役人は偽りで、泥棒根性であり、暴利に溺れる。母親はすぐに死ぬことを示しており、彼女が悪い名声と評判で汚名を残すことを示している。

In the eleventh House Rubeus giveth no true, nor any faithful friends; sheweth men to be of wicked lives and conversations, and causeth a man to be rejected and cast out from all society and conversation with good and noble persons.

11ハウスにルベウスがあると友人は全く真実でもなければ誠実でもない。邪悪な人生と交わりを示しており、善良で高貴な人々からなる全ての社交界と交わりから拒絶され追放される。

Rubeus in the twelfth House maketh enemies to be cruel and traiterous, of whom we ought circumspectly to beware; signifies such as are in prison shall come to an evil end; and sheweth a great many inconveniences and mischiefs to happen in a mans life.

12ハウスにルベウスがあると用心深い警戒が必要な、残酷で反逆する敵を意味する。投獄された人物は不幸な終末を迎える。人生の中で非常に多くの不自由と被害が生じることを示す。

カルサー — 孤独

Carcer in the first House being posited, giveth a short life; signifies men to be most wicked, of a filthy and cruel unclean figure and shape, and such as are hated and despised of all men.

1ハウスに配置されたカルサーは、短い寿命を表す。全ての人から憎まれ軽蔑されるような、非常に邪悪な、不潔でむごたらしく汚い顔かたちと風体の人物を意味する。

Carcer in the second House causeth most cruel and miserable poverty; signifies both the theef and thing stollen to be taken and regained; and sheweth no treasure to be hid.

2ハウスにカルサーがあると非常に残酷で悲惨な貧困を引き起こす。泥棒と盗まれたものはどちらも見つかって取り戻されることを意味する。隠されている宝物はないことを示す。

In the third House Carcer signifieth hatred and dissention amongst brethren; evil journeys, most wicked faith and conversation.

3ハウスにカルサーがあると兄弟間の憎しみと不和を意味する。不吉な旅、非常に邪悪な誠意と交わりを意味する。

Carcer in the fourth House signifieth a man to have no possessions or inheritances, a Father to be most wicked, and to die a sudden and evil death.

4ハウスのカルサーは所有地や相続遺産を持たない人物、非常に邪悪な父親、そして突然で不吉な死を意味する。

In the fifth House Carcer giveth many children; sheweth a woman not to be with child, and provoketh those that are with child to miscarry of their own consent, or slayeth the child; signifieth no honours, and disperseth most false rumours.

5ハウスにカルサーがあると子供はたくさんできる。妊娠していない女性を表し、妊娠した女性を自分の意志で堕胎させたり、子供を殺したりするように仕向ける。名誉は一切なく、非常に誤った噂が広がることを意味する。

In the sixth House Carcer causeth the diseased to undergoe long sickness; signifieth servants to be wicked, rather unprofitable; Physitians ignorant.

6ハウスにカルサーがあると病人は長い期間の病に苦しむ。使用人は邪悪で、むしろ役立たずであることを意味する。医師は無知である。

In the seventh House Carcer sheweth the wife shall be hated of her husband, and signifies suits and contentions to be ill ended and determined.

7ハウスにカルサーがあると妻はその夫から憎まれることを示し、訴訟と論争は不利な終わりと判決になることを意味する。

In the eighth House Carcer declareth the kinde of death to be by some fall, mischance, or false accusation, or that men shall be condemned in prison, or in publike judgement, and sheweth them to be put to death, or that they shall often lay violent and deadly hands upon themselves; denieth a wife to have any portion and legacies.

8ハウスにカルサーがあると何らかの転落、災難、または偽りの罪状による死を表し、または獄中か、公の裁判で罪を宣告され、処刑されるか、あるいはしばしば自分自身に暴力的で致命的な手を下すことを示す。妻は何らかの財産や個人遺産は持っていない。

Carcer in the ninth House, sheweth he that is absent shall not return, and signifieth some evil shall happen to him in his journey; it denotes persons of no Religion, a wicked conscience, and ignorant of learning.

9ハウスにカルサーがあると不在の人物は帰ってこないことを示し、その旅の途中で何か不吉なことが起きたことを意味する。信仰を持たず、邪悪な道義心があり、学ぶことを知らない人物を示す。

In the tenth House Carcer causeth Princes to be very wicked, and wretchedly to perish, because when they are established in their power, they will wholly addict themselves to every voluptuous lust, pleasure, and tyranny; causeth Judges to be unjust and false; declareth the Mother to be cruel, and infamous, and noted with the badge of adultery; giveth no Offices nor Magistracies, but such as are gotten and obtained either by lying, or through theft, and base and cruel robbery.

10ハウスにカルサーがあると主君が非常に邪悪だが、権力を確立すると、すっかり肉欲、快楽、そして圧政に耽溺するので、惨めに滅びる。裁判は不正で偽りである。母親は残酷で、破廉恥であり、姦通の烙印で注目されることを表す。役職も地位も得られないが、嘘をついたり、盗みをしたり、または卑劣で残酷な簒奪などによって得られたり獲得できたりする。

In the eleventh House Carcer causeth no friends, nor love, nor favour amongst men.

11ハウスにカルサーがあると、友人も恋人もなく、人々からも好意は持たれない。

In the twelfth House it raiseth enemies, detaineth in prison, and inflicteth many evils.

12ハウスにあると敵が引き寄せられ、獄中に拘束され、多くの悪事がもたらされる。

トリスティシャ — 悲しみ

Tristitia in the first House doth not abbreviate life, but afflicteth it with many molestations; signifieth a person of good manners and carriage, but one that is solitary, and slow in all his business and occasions; one that is solitary, melancholly, seldom laughing, but most covetous after all things.

トリスティシャが1ハウスにあると若くして死ぬことはないが、多くの妨害に苦しむ人生となる。礼儀正しく身のこなしは良いが、孤独で、仕事やチャンスには疎い人物を意味する。孤独で、憂鬱で、めったに笑わないが、つまるところ非常に貪欲な人物である。

In the second House it giveth much substance and riches, but they that have them, shall not enjoy them, but shall rather hide them, and shall scarce afford to themselves food or sustenance therefore; treasure shall not be found, neither shall the theef nor the theft.

2ハウスにあると多くの財産と富が得られるが、持ってはいても、享受はできず、むしろ隠すことになり、ほとんど食物や生計の足しにはならない。宝物は見つからず、泥棒や盗まれたものも見つからない。

Tristitia in the third House signifieth a man to have few brethren, but sheweth that he shall outlive them all; causeth unhappy journeys, but giveth good faith.

3ハウスにトリスティシャがあると兄弟姉妹の少ない人物を意味するが、彼はどの兄弟たちよりも長く生きることを示す。旅は不幸だが、善良な誠意に恵まれる。

In the fourth House Tristitia consumeth and destroyeth fields, possessions and inheritances; causeth a Father to be old and of long life, and a very covetous hoorder up of money.

4ハウスにトリスティシャがあると農地、所有地、相続遺産を消費して破壊する。父親は年老いて長寿であり、お金に対して非常に強欲である。

In the fifth House it signifies no children, or that they shall soon die; sheweth a woman with child to bring forth a woman-child, giveth no fame nor honors.

5ハウスにあると子供はいないか、あるいはすぐに死ぬことを意味する。女子を産む女性を示し、名声も名誉も得られない。

In the sixth House Tristitia sheweth that the sick shall die; servants shall be good, but slothful; and signifies cattel shall be of a small price or value.

6ハウスにトリスティシャがあると病人は死ぬことを示す。使用人は善良だが、怠惰である。畜牛の値段や価値がわずかであることを意味する。

In the seventh House Tristitia sheweth that the wife shall soon die; and declareth suits and contentions to be very hurtful, and determining against you.

7ハウスにトリスティシャがあると妻は間もなく死ぬことを示す。訴訟と論争は非常に有害で、判決は不利である。

In the eighth House it signifies the kinde of death to be with long and grievous sickness, and much dolour and pain; giveth legacies and an inheritance, and indoweth a wife with a portion.

8ハウスにあると多くの悲しみと苦痛にみちた、長く重い病気による死を意味する。個人遺産と相続遺産が得られ、妻に財産が与えられる。

Tristitia in the ninth House, sheweth that he that is absent shall perish in his journey; or signifies that some evil mischance shall happen unto him; causeth journeys to be very unfortunate, but declareth men to be of good Religion, devout, and profound Scholars.

9ハウスにトリスティシャがあると、不在の人物は旅の途中に非業の死を遂げることを示す。または彼が不吉な災難に見舞われることを意味する。旅行は非常に不幸なものとなるが、善良な信仰と、敬虔さと、深い教養を持った人物を表す。

In the tenth House Tristitia signifies Princes to be severe, but very good lovers of justice; it causeth just Judges, but such as are tedious and slow in determining of causes; bringeth a Mother to a good old age, with integrity and honesty of life, but mixt with divers discommodities and mis-fortunes; it raiseth to great Offices, but they shall not be long enjoyed nor persevered in; it signifies such Offices as do appertain to the water, or tillage, and manuring of the Earth, or such as are to be imployed about matters of Religion and wisdom.

10ハウスにトリスティシャがあると厳しいが、正義を非常にこよなく愛する主君を意味する。裁判は退屈で、訴訟の判決は遅い。母親はさまざまな不利益や不運が入り混じるものの、高潔で実直な人生で、良い老後を送る。有力な役職に就けるが、長く楽しむことも就任し続けることもできない。水、または耕作、土地の肥沃化に関係する役職、あるいは宗教と知恵に関することで雇用されることを意味する。

In the eleventh House Tristitia signifies scarcity of friends, and the death of friends; and also signifies little love or favour.

11ハウスにトリスティシャがあると友人が少ないことや、友人の死を意味する。また愛や好意はほとんど得られないことを意味する。

In the twelfth House it sheweth no enemies; wretchedly condemneth the imprisoned; and causeth many discommodities and disprofits to happen in ones life.

12ハウスにあると敵はいないことを示す。獄中の人物は惨めに有罪判決を受ける。人生で多くの不利益と損失が起こる。

カプト・ドラコニス — 竜の頭

Caput Draconis in the first House augmenteth life and fortune.

カプト・ドラコニスが1ハウスにあると長寿と幸運を表す。

In the second House he increaseth riches and substance; saveth and concealeth a theef; and signifies treasure to be hid.

2ハウスにあると富と財産に恵まれる。守られ匿われた泥棒がいる。そして隠された宝物を意味する。

In the third House Caput Draconis giveth many brethren; causeth journeys, kinsmen, and good faith and credit.

3ハウスにあるカプト・ドラコニスは多くの兄弟を表す。旅行、親戚、誠意や信用が得られる。

In the fourth House he giveth wealthy inheritances; causeth the Father to attain to old age.

4ハウスでは、豊かな相続遺産を表す。年老いた父親を示す。

In the fifth House Caput Draconis giveth many children; signifies women with child to bring forth women-children; and oftentimes to have twins; it sheweth great honours and fame; and signifies new and rumours to be true.

5ハウスにカプト・ドラコニスがあると子供がたくさんできる。女子を産む妊婦を意味する。しばしば双子を授かる。また大きな栄誉と名声を表し、知らせや噂が真実であることを意味する。

Caput Draconis is the sixth House increaseth sicknesses and diseases; signifieth the Physitian to be learned; and giveth very many servants and chattel.

カプト・ドラコニスが6ハウスにあると病気や疾患が重くなる。知識に長けた医師を意味する。非常にたくさんの使用人と畜牛を表す。

In the seventh House he signifieth a man shall have many wives; multiplies and stirreth up many adversaries and suits.

7ハウスにあると多くの妻を持つことを意味する。多くの敵や訴訟を増やして焚きつける。

In the eight House he sheweth the death to be certain, increaseth Legacies and inheritances, and giveth a good portion with a wife.

8ハウスにあると確実な死を示し、個人遺産や相続遺産が増し、よい財産を持った妻が得られる。

In the ninth House Caput Draconis signifies many journeys, many Sciences, and good Religion; and sheweth that those that are absent shall soon return.

9ハウスのカプト・ドラコニスは多くの旅、多くの学問、善良な信仰を意味する。不在の人物はすぐに戻ることを示す。

In the tenth House he signifies glorious Princes, great and magnificent Judges, great Offices, and gainful Magistracy.

10ハウスにあると栄光ある主君、偉大で力のある裁判、有力な役職、利益のある地位を意味する。

In the eleventh House he causeth many friends, and to be beloved of all men.

11ハウスにあると、たくさんの友人に囲まれ、すべての人から愛されることを表す。

In the twelfth House Caput Draconis signifieth men to have many enemies, and many women; detaineth the imprisoner, and evilly punisheth them.

12ハウスにあるカプト・ドラコニスは多くの敵と多くの女性を表す。獄中の人物は拘留され、過酷な刑罰を下される。

カウダ・ドラコニス — 竜の尾

Cauda Draconis, in all and singular the respective Houses aforesaid, giveth the contrary judgement to Caput. And these are the natures of the figures of Geomancy, and their judgements, in all and singular their Houses, upon all maner of Questions to be propounded, of or concerning any matter or thing whatsoever.

カウダ・ドラコニスは前に述べたそれぞれの全てのハウスで、カプト・ドラコニスとは反対の占断となる。どのハウスであっても、どう問われた質問であっても、どのような物事についてでも、それがジオマンシーとその占断においてこのシンボルが持つ性質である。

占断について

But now in the maner of proceeding to judgement, this you are especially to observe; That whensoever any Question shall be proposed to you, which is contained in any of the Houses, that you shall not onely answer thereunto by the figure contained in such a House; but beholding and diligently respecting all the figures, and the Iudex itself in two Houses, you shall ground the face of judgement. You shall therefore consider the figure of the thing quesited or enquired after, if he shall multiply himself by the other places of the figures, that you may cause them also to be partakers in your judgement: as for example, if a Question shall be propounded of the second House concerning a theef, and the figure of the second House shall be found in the sixth, it declareth the theef to be some of ones own houshold or servants: and after this maner shall you judge and consider of the rest; for this whole Art consisteth in the Commixtures of the figures, and the natures thereof; which whosoever doth rightly practice, he shall alwaies declare most true and certain judgements upon every particular thing whatsoever.

占断の方法について、どのハウスに当たる質問を尋ねられたとしても、常にそのハウスのシンボルだけで答えるべきではないということは特に覚えておくべきである。
全てのシンボルと、2つのハウスにある裁判官のシンボルをよく見て、念入りに考察して占断を確定させなくてはならない。
質問内容や質問対象に関するシンボルと同じものが、別の場所にも現れているなら、それを判断に加えるよう注意すべきである。
例えば、2ハウスで泥棒に関する質問が示され、2ハウスのシンボルが6ハウスにあるならば、その泥棒は自分の家族か使用人の中の誰かということを表す。
残りのシンボルも同様に判断して考察する。
ジオマンシーはシンボルと天体が合わさったものから成り立っており、正しく練習すれば誰でもあらゆることについて正しく確実に占断できるのである。