ケテル(Keter:王冠)
「形成の書」の記述
第一の小径の名は「神秘的な意識 (Sekhel Mufla)」である。
それは原初に生み出された光であり、第一の栄光である。
いかなる生物もその素晴らしさには手が届かない。
四世界別の照応
界 | 色 | 神性 | タロット |
---|---|---|---|
アツィルト | 輝き | エヘイエ (Eheieh) 在りて在るもの | ワンドのエース 火の力の根源 |
ブリアー | 白い輝き | メタトロン (Metatron) 面前の天使 | ソードのエース 風の力の根源 |
イェツィラー | 白い輝き | カイオト・ハ・カデシュ (Chaioth ha-Qadesh) 生ける四聖獣 | カップのエース 水の力の根源 |
アッシャー | 白に金斑 | ラシット・ハ・ギルガリム (Rashith ha-Gilgalim) 原初の渦巻、原動天 | ペンタクルのエース 地の力の根源 |
小径ごとの照応
特徴 | 合一 |
---|---|
ブリアー界の顕現 | 合一 |
イェツィラー界の顕現 | 神の霊 |
創世記 | 元始に神天地を創造たまへり (一章一節) |
幻影 | 到達 |
元素 | 風の根源 |
惑星 | プリムム・モビーレ(Primum Mobile:原動天) |
ゲマトリア | 620 |
称号 | 存在の存在、太古なるものの太古、 秘められたるものの秘められたるもの、 最も聖なる太古なるもの、原初の日々、 太古なるもの、原初の点、円の中心、 いと高きもの、白い頭、存在しない頭、 巨大なる顔、マクロプロソポス、 アーメン、(テトラグラマトンの)ヘー、 ルクス・オクルタ(Lux Occulta:隠れたる光)、 ルクス・インテルナ(Lux Interna:内なる光)、 滑らかな点、計り知れぬ高み |
象徴 | 点、王冠、まんじ・スワスティカ |
霊的体験 | 神との合一 |
魔術的イメージ | 髯を生やした古代の王の横顔 |
クリフォト | タウミエル(Thaumiel:神の双対者) 無用、無益な行い |
肉体 | 頭蓋骨、神の閃き、千弁の蓮華、 サフ(Sah:昇華した魂)、 イェキダー(Yechidah:唯一なるもの) |
美徳 | 成就、「大いなる業」の完成 |
悪徳 | なし |
神話の神々 | エジプト神話:オシリス、プタハ ギリシャ神話:ゼウス、アイテール ローマ神話:ユピテル、アイテール ケルト神話:ダグザ 北欧神話:ユミル ヒンドゥー教:ブラフマン マヤ神話:未同定 アステカ神話:未同定 シュメール神話:未同定 |
動物 | なし |
植物 | アーモンドの花 |
宝石 | ダイヤモンド |
鉱物 | なし |
四世界 | アツィルト界 |
位置 | 均衡の柱・最上部 |
チャクラ | クラウン・チャクラ |
香料 | アンバーグリス(龍涎香) |