ルーン占い文字 解説 | Luminareo

ルーン占い文字 解説

2017-02-21

ルーン占い文字 解説

ルーン文字というのは1世紀ころから近世くらいまで北欧で使われていた文字のこと。
北欧神話(古エッダの「オーディンの箴言」や「シグルドリーヴァの歌」)ではまじないとしての使い方も出てくる、何とも厨二心を刺激する文字なのです。

特にここのページではノーサンブリアアングロサクソン・ルーン(全33文字のルーン)を紹介します。


ルーン文字の使い方は、どちらかというと願いや意図を込めて文物に刻むというのがメインだった様子……まさに魔術だね!
でもこれを占いで使う場合は、まずは難しいことを考えずに字を彫った石を袋に突っ込んでワンオラクルで見ることが多いかもです。
というわけで各文字の持つ意味をサクッとまとめてみたぞ。

ルーンおみくじ

ついでにアングロサクソン・ルーンの簡単おみくじコーナーを作ってみました。
ルーンチップの1枚引きだよ。

ルーンおみくじ
ルーンチップ
ここに意味が出るよ

各ルーン文字の意味

ゲルマン共通ルーン部分24文字(+1)それぞれの意味

ゲルマン共通ルーンとは、ルーン文字の発祥から8世紀くらいまで、古くからゲルマン語圏全域で使われていた24個の文字セットのことです。
この業界では「エルダー・ルーン」とか呼ばれることも多いです。
なお、空白文字は占いにおいてごく最近使用されるようになったものです。

ウィルド フェオー ウル ソーン オス ラド ケン ギフ ウィン ハガル ニイド イス ヤラ ユー ペオース エオロー シゲル ティール ベオーク エー マン ラーグ イング エフォル ダエグ

アングロサクソン・ルーンで追加された文字それぞれの意味

アングロサクソン・ルーンとは、5世紀ごろから11世紀くらいまでのフリースランドやイングランドで使われた文字セットです。
ゲルマン共通ルーンをもとにしつつも、古英語を正確に表記できるように文字が追加されたものとなっています。

オーク アッシュ イール イオー イーア
クェオース カルク スタン ガー

参考文献

このコーナーで参考にしたサイトや書籍は以下の通り。

謝辞

アングロサクソン・ルーンについては2019年に開催された魔術勉強会「ルーンお茶会」主催者・講師・参加者の皆様より多大なご教示をいただきました。ここにお礼申し上げます。